06 平成30年度第33回北嶺中学校入学式が本校体育館で行われました。希望に満ちた128名の新入生が元気に登校しました。多くの保護者、来賓の方、教職員が見守る中、谷地田校長から入学許可宣言が行われました。谷地田校長の式辞では、「『北嶺2000日』の中で、自分自身の夢や志を実現し、将来、日本、世界で活躍するリーダーとなるために『めざすなら高い嶺』の校訓を常に忘れず意欲的に生活すること、『北嶺ファミリー』の一員として周りを思いやる豊かな心を育てることを、これからの学校生活での心構えとするように」との話がありました。新入生代表として、若林君が生徒憲章を読み上げ、そのさわやかでしっかりとした言葉に、これからの北嶺生活を送っていく決意を感じることができました。また、在校生を代表して、生徒会長で高校2年生の中山君から、「新しい生活の中で困った時には一人で悩まずに相談して下さい。いい経験も失敗した経験もそれ以降の生活・学習に活かしていき、一日一日を大切に過ごし、様々なことに挑戦して下さい。」と、歓迎の言葉が贈られました。
いよいよ本日から、33期生の夢と希望にあふれる北嶺生活がスタートします。

入学式に引き続き、33期生49名の青雲寮コース入寮式が行われました。33期生は全国13ヶ所の都道府県から夢、志もって入寮してきてくれました。その生徒達の表情は緊張とこれから高い峰を目指すという強い意志に満ちあふれていました。
入寮式では谷地田校長兼寮監長の入寮許可宣言の後、来賓の方の祝辞をいただきました。在寮生を代表して高校2年生の柴田君(青雲寮寮長5年生)から激励の言葉が送られました。また、新入寮生を代表して東京都出身の石澤 零君から、今後の寮生活の意気込みが力強く述べられました。入寮式後、33期寮生の写真撮影が行われ、希望に満ちたよい表情で写ってくれました。いよいよ33期生49名の青雲寮コースの寮生活がスタートしました。

014月8日(日)午前、北嶺中・高等学校1学期の始業式が行われました。
初めに、今年度新しく北嶺に赴任された教職員の着任式が行われ、生徒達の盛大な拍手で迎えられました。続いて谷地田校長から新4年生(高校1年生)となった30期生の北嶺高校入学許可宣言があり、高校生としての自覚と責任を持って、北嶺生活後半を頑張ってほしいとの話がありました。
新年度の開始にあたり谷地田校長からは、まず6年生(高校3年生)への受験生としての心構えと激励がありました。そして他の学年それぞれにも新年度の目標課題の提示があり、充実した1年間を過ごしてほしいという話がありました。
また、表彰では「英検」と「漢検」の両方の協会から今年も「優秀団体賞」を頂いたことが校長先生から紹介されました。

 3月20日(火)、北嶺中・高等学校の3学期の終業式および、30期生の中学校卒業証書授与式が行われました。
終業式では、数学コンテストや模擬試験優秀者など、3学期に活躍した生徒の表彰が行われました。
第30回中学卒業証書授与式では、谷地田校長から30期生一人ひとりに卒業証書が手渡されました。3年間欠席せずに登校した12名に「皆勤賞」、42名に「精勤賞」、学業で優秀な成績を修めた22名に「優等賞」が贈られました。また、全国大会で活躍したテニス部・ラグビー部の部員14名、ジュニア数学オリンピック本選で銅賞・広中杯ファイナルに出場した1名、実用英語技能検定1級を取得した1名、全日本学生音楽コンクールで1位・ピティナピアノコンペティションで銀賞を受賞した1名の計17名に特別賞が贈られました。卒業生を代表して片山智陽君が、3年間の感謝の気持ちと高校生活の抱負を述べました。静粛な雰囲気の中、北嶺中学校の卒業式が終わり、30期生は北嶺2000日の半分を無事修了することができました。4月からは高校生として、責任や自覚がこれまで以上に求められることとなります。30期生のますますの活躍を期待しています。
最後に離任式が行われ、3月で本校を離任される先生方の紹介がありました。生徒会から花束が手渡され、離任される先生方からご挨拶をいただきました。お世話になった先生方、職員の方に心から感謝するとともに、今後のご活躍を願っております。

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今年度から新たな取り組みとしてスタートした北嶺メディカルスクールの講演会を17日(土)の4時間目に本校体育館で実施しました。ラグビーのトップチームであるパナソニックワイルドナイツのチームドクターとして活躍されている14期の三橋祥太氏から、スポーツドクターとしてのメディカルの役割やチームドクターになった経緯など、分かりやすく楽しい話をして頂きました。ラグビーの試合中で脳震盪を起こした選手を見分ける方法や、整形外科での手術を動画で説明して下さり、生徒は目を輝かせて講演を聞いていました。また、午後からは座談会を実施して頂きました。医師を目指している生徒が多く参加し、積極的に質問があり活気のある座談会となりました。在校生は将来自分が医師として活躍していくキャリアプランを考える大変良い機会となりました。今後も、講演会や医療探検などの実践的経験を通して、生徒一人一人の理想の医師像を作り上げ、生徒の夢や志の実現を可能にする機会を提供していきます。

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3月15日(火)に、本校14期卒業生である種田紘志弁護士(東大法学部卒)をお招きしてのロースクール授業が、中学3年生を対象に開催されました。今回は「責任」をテーマに具体的な例を出しつつお話をしていただきましたが、どの生徒も意欲的に授業に参加しており、とても有意義な時間になりました。
来年度から本校では「北嶺ロースクール」が本格的に始動していくことになります。種田先生からは「法律を題材に人と論理的に話をし、議論する能力を養う」ということを目的としたものにしていくというお話もあり、生徒も楽しみにしている様子でした。今回は時間の都合で残念ながら放課後の座談会が開催できませんでしたが、春からはこのような機会をどんどん生かして、法に関心を持ち、論理力を身につけ自分の進路の決定に役立てていって欲しいと思います。

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東京大学をはじめとする難関大学に、見事現役での合格を手にした8名の卒業生から、在校生に向けてメッセージを送ってもらいました。東京大学理科三類に合格した卒業生からは、数学オリンピックや化学グランプリに出場した体験から、広い視野で世界を知ってほしいということ、また京都大学の特色入試に合格した卒業生からはロボカップの世界大会に出場した経験から自分の得意分野を伸ばしてほしいということなど、在校生に夢や希望をもつことの大切さを伝えてもらいました。在校生は皆、真剣に先輩の話を聞いていました。今年は東大に13名、京大、医学部医学科を合わせると68名が合格しました。在校生は先輩の立派な結果を受けて進学への意識を高めていました。

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3月12日(月)の7時間目に、中学校1・2年生で生徒会中学生企画が行われました。中学生企画とは1、2年生の交流を深めると共に、2年生の生徒会執行部が担当する初めての生徒会行事として、毎年行われているものです。今年は「協力して強力に!ボール運びリレー!!」という競技を行いました。今回の競技は、二人一組でバレーボールをダンボール製の板に乗せて落とさずに運ぶクラス対抗リレーで、そのタイムを競います。途中で2度しゃがむ、1度まわるなどさまざまなアクションをクリアしなければなりません。ボールを落とすと時間をロスしますので、なんとか落とさないよう慎重に、かつ速く走ることが求められます。みんな懸命に運び、走り、ときどき転がったボールを追いかけ、熱戦が展開されました。結果は、優勝が1年2組、準優勝が1年4組、3位が1年3組でした。これにより、1年生(32期生)と2年生(31期生)は、より交流を深めることができました。また、計画から今日の実施まで、2年生の生徒会執行部が大変立派にやりとげてくれました。本当におつかれさまでした。

06 3月11日(日)に恒例の青雲寮スキー遠足を実施しました。これまでルスツ、キロロ、ニセコ、夕張マウントレースイの各スキー場に出かけましたが、今年は旭川カムイスキーリンクスに行ってきました。今年度は昨年度と同様天候に恵まれ、とても景色が良かったです。個人のレベルに応じたグループに分かれ、互いに協力しながら何種類ものコースを滑走する姿が印象的でした。今年度最後の寮レクリエーションでしたが、マナーや集合時間を守ることなど、ルールを意識した集団行動が見受けられ、今年度の集大成にふさわしい素晴らしい行事になりました。

05 3月1日(木)、第27回卒業式が本校体育館で行われました。谷地田校長より、27期生123名のひとりひとりに卒業証書が手渡されました。次に6ヵ年皆勤9名、3ヵ年皆勤7名、精勤38名、優等賞40名の表彰が行われ、引き続き高校3年間、課外活動等で全国大会に出場する等して活躍した9名の生徒へ、特別賞が授与されました。北嶺生活6年間の思い出を振り返るスライドが映された後、27期生は全員でGReeeeNの「キセキ」を大合唱し、式に参列した方々に大きな感動を与えてくれました。生徒会長の森智康君からの「卒業生を送る言葉」に続いて、27期生を代表して松尾雄貴君が「卒業生の言葉」を読み上げました。
北嶺2,000日の様々な思い出を一つひとつ小さなダイヤモンドのきらめきに例え、最後に北嶺での六年間を糧に未来へ進んでいく決意と保護者・先生方への感謝の気持ちを、心を込めて感動的に話してくれました。北嶺2000日、多くのことを学び経験したことを礎に世界のリーダーとして、世界を支える縁の下の力持ちとして北嶺27期生が活躍することを心から期待しています。
最後になりましたが、6年間、北嶺の教育方針にご理解・ご協力をいただきました保護者の皆様に、心より感謝を申し上げます。

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