kushiro8月7日(月)、8月14日(月)の2週に渡り、医学部進学を志望する高校生14名が釧路労災病院での医療体験に参加しました。
生徒達は普段なかなか経験できない、整形外科手術の見学、ランチミーティングへの参加、屋上ヘリポート見学、化学療法・血液浄化センター、放射線部、内視鏡室見学などを通して、素晴らしい時間を過ごすことができました。特に、実際に手術用の手洗いをし、手術用ガウン・グローブを装着し、術野を直接見るという経験は、高校生の職業体験でここまでのことはなかなかできないということでした。また、本物の内視鏡を操作して模擬患者に内視鏡検査をするという試みも行うことができました。
在校生保護者の放生副院長先生、北嶺卒業生の柳澤医師をはじめとした、多くのスタッフの皆様の協力があって今回の企画は無事終了しました。この場を借りて心より感謝申し上げます。貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。

todai8月1日と2日に、高校2年生40名が「東京大学見学ツアー」に参加しました。初日はまず、東京大学地震研究所の酒井慎一教授の講義を受講しました。さらに、地震研究所の見学も行い、高度な研究内容に触れる貴重な機会となりました。特にこの分野に興味を持つ生徒たちは、「時間が足りない」と語るほどでした。夜の座談会は、参加した意識の高い生徒にとって非常に有益な場となりました。そこで先輩たちからは、受験に関する悩みだけでなく、進学後の具体的な生活についてのアドバイスも得ることができました。多くの生徒が先輩方と連絡先を交換し、今後も継続的に交流を深めていく意欲を見せました。また、生徒たちからは「将来は卒業生・東大生としてこのツアーに参加したい」という声も聞かれました。卒業生も熱心に後輩たちに指導を行い、北嶺ファミリーの絆を感じられる素晴らしい時間となりました。2日目には卒業生の案内で駒場キャンパスを訪問し、講堂や研究室を見学しました。
今回の貴重な経験を胸に、高校2年生(34期生)は高いモチベーションを持ちながら、素晴らしい雰囲気の中で夏休みを迎えることができました。2学期以降の彼らの成長に大いに期待しています。

shiki1学期の終業式に先立ち表彰式が行われ、部活動関係で北海道大会で準優勝し全国大会への出場を決めた高校ディベート部、同じく準優勝の中学ディベート部、全道高校選手権で団体準優勝した将棋部、中学校夏季大会で優勝し北海道・東北ブロック大会進出を決めた中学ラグビー部、高校春季大会で3位の高校ラグビー部、高校春季大会3人制で3位の高校柔道部、札幌市中体連剣道大会で個人3位の中学2年荒木爽一朗君の表彰が行われました。続いて英検合格者の表彰が行われ、準1級の16名と2級の18名を代表して準1級に合格した6年高辻禄太君が登壇し表彰を受けました。また、各種模擬試験の表彰も行われ各学年最優秀の成績を収めた生徒に表彰状と記念品が贈られました。
その後、行われた1学期の終業式では、谷地田校長から北嶺祭について、新たな取り組みとして中夜祭と花火の打ち上げで一生の思い出に残る素晴らしい北嶺祭なったことが話され、その準備のために尽力した生徒会執行部や学校祭実行委員の生徒への労いと感謝の言葉が贈られました。
また、受験を控える33期生(6年生)にとってはこの夏休みが「天王山」となり、この夏休みを計画通りに進めた生徒が栄冠をつかむこと、6年生の寮生は夏休みも寮に残って学習できる環境も整えたので真剣に学習に取り組んでほしいとお話がありました。
北嶺祭が終わった今日も、生徒の皆さんがマスク着用のお願いをしっかり守ってくれたおかげで、学校祭後にコロナ感染が拡大し休校になった学校もある中、本校は問題なく登校してくれており、やることを徹底すると結果はついてくる。学習も一緒なので夏休みにやるべきことをしっかり取り組んでほしいと話がありました。
生徒全員が元気に8月18日の2学期始業式を迎えることができることを願って令和5年の1学期が終了いたしました。

 

hokusai7月22日(土)と23日(日)の2日間、第38回北嶺祭が行われました。感染症対策も施しながら、体育館での企画のほか、多くの校舎内企画を実施することができました。
中学生は「時代」をテーマにクラスごとの展示を行いました。教室内の展示物のほか壁新聞やステンドグラス、アトラクションなど工夫を凝らしての発表でした。1年生ははじめての北嶺祭ということで、準備期間から一生懸命協力し、その力を大いに発揮してくれました。
高校生は生徒バザーを実施しました。かき氷やオリジナルドリンク、ワッフル、わたあめなどの食事を、衛生・感染症対策を徹底したうえで提供することができました。父母会様にもご協力をいただき、ローストビーフ丼などをご提供いただきました。屋外ではステーキなどの焼き物も4年ぶりに再開し、ご提供いただきました。コロナ前の“いつもの姿”に北嶺祭が戻ってきています。
今年の北嶺祭は生徒会執行部を中心に34期5年生が実行委員として企画・運営を行いました。今回は北嶺祭史上初めて「中夜祭」が行われ、フィナーレには花火も上がり、大いに盛り上がりました。生徒会執行部の良いチームワークが初めての企画を成功させたのだと思います。もちろん企画の成立には生徒の頑張りだけではなく、様々な方のご尽力がありました。この場を借りて御礼申し上げます。
今年は34期生が昨年の33期生に勝るとも劣らない立派な北嶺祭を実現してくれました。来年は35期生が中心となって今年に負けない、大いに楽しめる北嶺祭を企画・運営してくれると期待しています。

furano 7月17日(月)の海の日に中学3年生は、「北海道プロジェクト」の一環として富良野・美瑛方面の体験学習に参加しました。このプロジェクトは北海道の雄大な自然や文化を体感することを通して、視野を広げて高い洞察力や想像力を養成すること、そして学校だけでは学ぶことができない深い感動を味わい、豊かな心を育むことを目的としています。ファーム富田の花畑や、新栄の丘・北西の丘の展望台の他、CMで有名になった「ケンとメリーの木」や「セブンスターの木」、「パッチワークの路」など雄大な北海道の風景を堪能できるコースを見学しました。ファーム富田では連休の最終日で非常に多くの観光客が見学に訪れていた中でしたが、爽やかなラベンダーの香りに包まれた花畑を十分に散策することができました。そして、新栄の丘展望台ではとても美しい美瑛の丘を背景にクラス写真を撮影し、北海道の初夏の最も良い季節を体験することができました。これらの経験をもとに、今後も様々な体験を通して、大きく成長してほしいと思います。

yoshioka7月15日(土)に進路講演会が行われ、17期吉岡雅史さんが北嶺の先輩として、自身の経歴や現職での活動についてお話をされました。吉岡さんは東京大学法学部出身で、財務省に入省された後、現在は広島国税局岩国税務署長としてご活躍されています。
今回は「官僚」や「財務省」について、北嶺生が身近に感じられるようにわかりやすく丁寧に説明してくださいました。その中で、「官僚」の魅力ややりがいについて、吉岡さんの経験を踏まえて語られました。多岐にわたる経験や知識の幅広さが「官僚」の魅力であり、自身の知識を広げられることや、日本や世界を動かすことができるという大きなやりがいを伝えてくださいました。
また、放課後には希望者向けの座談会も行われ、吉岡さんと直接質問や意見交換ができる機会が提供されました。生徒たちは吉岡さんの経験や知識、情報を共有し、新たな視点を得ることができました。
このような講演会や座談会は、北嶺生にとって実際の経験や専門知識を共有し、将来の進路選択やキャリア形成に役立つ貴重な機会となります。吉岡さんのお話や経験は、参加者にとって大いに刺激となったことでしょう。吉岡さんにはお忙しい中お越しいただきました。ありがとうございました。

judo 7月14日(金)、本校伝統の校技大会、6年生の柔道大会が本校格技場で開催されました。
本校の柔道大会では生徒たちが中心になって試合が行われます。開会式では、校長先生のお話・6年2組八瀬亮太君の選手宣誓がありその後、「個人戦10階級」の対戦が行われました。会場には6年間の取り組みの成果を出し切ろうという出場者たちの気迫がみなぎっていました。。先日の昇段審査で初段に上がり、さすが黒帯取得者の試合だと感じさせる手に汗握る試合の連続でした。

aya7月12日(水)、1~4年生を対象に保護者の皆様も参加して、公益財団法人動物環境・福祉協会Eva理事長である杉本彩さんにお越しいただき講演会を開催しました。女優、作家、ダンサーとして皆さんご存じの杉本彩さんですが、今回は「こどもMIRAIプロジェクトin北嶺中・高等学校」と題し、ご自身が行われている動物保護活動や全国でのシンポジウムや講演活動などの啓発活動の紹介をしていただきました。さらに、動物実験や虐待の事例を紹介いただき、生徒たちは人と動物が幸せに共生できる社会をいかに実現できるかということを、杉本さんと一緒に、真剣に考える時間を持つことができました。

magu7月11日(火)の夕食時に、青雲寮で初のマグロ解体ショーが行われました。札幌中央市場でマグロを扱っているプロの方にお越しいただき、また校長先生直々の素晴らしいマイクパフォーマンスにより、とても盛り上がりました!最初の一刀目が校長先生により行われ、解体ショーが始まりました。80kgのとても大きなマグロを豪快に捌いて解体していく光景に、寮生はとても興味深い表情で見入っていました。
マグロ丼は、切りたての新鮮さが伝わってくる非常にジューシーな、脂の甘味が口全体に広がる美味しさでした。
6年生から順にマグロの刺身がたくさん乗ったマグロ丼が振舞われ、寮生は大変満足した様子でした。

satsui7月8日(土)、33期6年生を対象として医学部解剖学教授の大﨑先生にお越しいただき、札幌医科大学の説明会が行われました。
札幌医科大学の目指す教育が、臨床医・研究医を育てる大学であるということを前提に、医師になる人としての心構えから始まり、札幌医科大学でのカリキュラムの特色を丁寧に説明いただきました。
特筆すべきは一人前の医師になるための支援をするプログラムで、早い段階から研究マインドを持って研究室に配属されるということで、早期から現場を体験できることは札幌医科大学の大きな魅力の一つです。
また、北嶺生へのメッセージとして、医師になったら勉強が一生続くので、今から卒後や将来のプランをしっかり考えておくといいということでした。
その後の質疑応答にも積極的で、自分が医大生になったことを想像して具体的な質問が出ていました。例えば、まだ決め切れていない道=「研究医or臨床医」は、勉強しながら、あとで変更がきくものなのかという質問については大﨑先生も感心しており、「長い学問の中で見つけていってください」とのことでした。
散会後は、あらためて医学部への気持ちを確認するとともに、合格できる力を身につける決意をしていた33期生でした。

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