中学2年生は、「“命のつながり”を第一次産業と人とのつながりを通して、体感する」をテーマに、3泊4日で北海道へ修学旅行に行きました。
酪農体験や漁業体験、食品加工などの6次産業を体験することで、食卓に並ぶ一つひとつの食材が、たくさんの人の働きと命の循環によって支えられていることを学ぶ、郁文館ならではの体験型修学旅行です。

初日 ワタミファーム&渡辺体験牧場

ワタミファームでは今ワタミグループが取り組んでいる〔循環型農業〕に関してお話していただきました。
また、渡辺体験牧場ではトラクターに乗って大草原を散策したり、実際に牛の乳しぼりを体験しました。

2日目 野付半島ネイチャーウオーク&カレイ捌き体験

野付半島には多くの植物や動物がおり、キツネなど自然と触れ合う時間となりました。そしてカレイ捌き体験も実施。
一人一匹、生きたカレイを捌きます。生徒たちは普段何気なく食べている食材が全て「生きている」ことを実感していました。

3日目 北方領土・元島民の方の講話&ホエールウォッチング

北方領土は、日本が抱える領土問題。
かつて国後島に住んでいた方のお話を聞きながら、今なお世界で続く戦争が、絶対に行われてはいけないことだと再確認させられました。
午後はいよいよ、ホエールウォッチングです。
クラスごとに船に乗り込み、クジラやシャチの観察など、東京ではできない貴重な体験をしました。

最終日 知床五湖散策&オホーツク流氷館

あっという間の最終日。知床五湖の桟橋を歩き雄大な自然を堪能したのち、オホーツク流氷館で流氷の仕組み、そして地球温暖化について学びました。

4日間のプログラムを通して、私たちは「生きている」のではなく「生かされている」ことを強く実感しました。
何事にも代え難い素敵な経験を胸に、自らの夢に向かって更なる努力を重ねていってくれることと思います。

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