郁文館の文化祭「郁秋祭」では、毎年1年生が模擬店を運営する「起業体験プログラム」を実施しています。
郁文館の模擬店は、当日販売して完結する一般的な文化祭の屋台とは異なり、生徒が疑似株式会社の「社長」として数名の「社員(経理や広報などの役割を持つ)」と共に模擬店の出店を行います。
また郁秋祭での出店・運営にとどまらず、自ら企業理念や経営戦略を練るところから始まり、ビジネスモデル・収益構造の立案や、VC(ベンチャーキャピタリスト:保護者)からの資金集めを行います。
郁秋祭終了後には、決算書類作成や株主総会での報告など一貫して執り行う、まさに本格的な “起業” を体験できる郁文館高校独自のプログラムです。
今年も「揚げパン」「チュロス」「もんじゃ」などの飲食店から、「脱出ゲーム」「暗闇体験」といった体験型店舗まで、幅広いジャンルでの出店が決まりました。
今回はそのなかでも、飲食店を運営する企業が参加した品評会の様子をお伝えします。
各企業は郁秋祭でより多くの利益を上げるため、味の工夫だけでなく提供スピードにも重点を置き、繰り返し品評会を重ねています。中にはiPadで調理時間を計測しながら改良を進める企業も。
担任の先生以外にもさまざまな先生から意見をもらい、修正と改善を繰り返します。
ときには「その価格設定なら半量にして半額で販売するのは?」「原価率は?」や「この企業ならではの味の強みは?」「美味しい!だけで終わらない強みは?」など厳しい質問を受ける場面もありました。
素材や提供方法にも独自の工夫を盛り込み、試行錯誤を重ねる生徒たち。
今年は郁文館高校1年生8クラス・16企業が出店します。
ぜひ、郁文館の文化祭「郁秋祭」にお越しください。皆様のご来校を心よりお待ちしております!
関連記事
【予約不要!】9/27(土)・9/28(日)文化祭『郁秋祭2025』開催のお知らせ
【説明会ご予約はこちら】郁秋祭の両日ともに理事長説明会を同時開催!