高校生起業家日本一を決める「第6回高校生みんなの夢AWARD」において、本校起業塾生徒の山﨑ももさんが、過去最大となる応募総数約2,464名の中から全国ファイナリスト10名に選出され、万博のステージに登壇しました。
「高校生みんなの夢AWARD」 は、未来を担う高校生が社会問題の解決と自らの夢を重ね、実現する為のビジネスアイデアを策定するコンテストです。
高校生に「自己の在り方や生き方」と「社会との関わり」を考えるキッカケを提供し、“夢”を持ってもらうことを目的としています。今年度は大阪・関西万博で実施されました。

山﨑さんは『小学生の行動を変える。V×オンライン学習システム「V⁻Study(ブイスタディ)」』というテーマで、好きなこと「推し」を通じて勉強意欲を引き出す新しい学びの仕組みを提案し、教育idea賞を受賞!
郁文館では、東証プライム企業の経営者でもある本校の渡邉理事長を専属メンターとし、高校生起業家の輩出を目指す「高校生社長講座~起業塾~」という特別講義を展開しています。高校1年生ながらも、「高校生社長講座~起業塾~」で培った思考力とプレゼン力を発揮し、新しい教育モデルとして高く評価されました。関西万博という大舞台でアイデアをプレゼンできたことは彼女にとって大きな成長の一歩となりました。

大会終了後、高校生みんなの夢AWARDについて山﨑さんに振り返ってもらいました。
「今回の挑戦を通して、本当に色濃い日々を過ごすことができました。普段関わることのない先輩方や、全国で起業を志す高校生と交流し、『こういう考え方や視点があるのだ』と強く刺激を受けました。
起業をめざすようになったきっかけは、郁文館中学校3年生の卒業ポスターセッションです。そのとき自分で事業を考えた経験が原点となり、高校1年の起業塾では、そのアイデアをさらにブラッシュアップしました。ずっと参加したかった起業塾に入り、挑戦を重ねるなかで、ビジネスコンテストがこんなに多くあることも初めて知りました。
準備の段階では、担任の先生だけでなく10人以上の先生方にプレゼンを見てもらいました。質疑応答では、自分では気づけなかった弱点を突くような鋭い質問をいただき、その指摘をもとに改善を重ねることができました。内容面の見直しに加え、身振り手振りや伝え方まで細かくアドバイスをいただき、修正と改善を繰り返せたのは、郁文館ならではの強みだと感じています。
もともと人前で話すことや自分の思いを伝えることが好きでしたが、今回の挑戦を通じて、その気持ちを意図を持って表現できるようになり、大きな自信につながりました。グランプリや準グランプリをとれなかったのは悔しかったですが、全国トップレベルの高校生の発表を間近で見て、内容だけでなく話し方や表現方法まで吸収できたのは大きな学びになりました。
今月末の郁秋祭では、『社長』として模擬店を運営します。この経験を早速活かしていきたいと思います。」

9月27日(土)・28日(日)に開催される郁文館の文化祭 “郁秋祭” では、山﨑さんを含む高校1年生が「社長」となり模擬店を運営する「起業体験プログラム」を行います。
郁秋祭前に実施される投資家会議では、実際に事業計画を策定し、保護者VC(ベンチャーキャピタリスト)へプレゼンを行うところからスタートするなど、本校独自の学びが展開されます。
起業塾や起業体験プログラムでの挑戦を通じて「探究する力」をさらに育み、未来の社会を動かす起業家へと成長していくことを期待しています。

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