郁文館三大イベントの一つ、郁文館の文化祭「郁秋祭2025」が9月27日・28日の2日間にわたり開催されました。
郁秋祭のテーマは「絶対全員主人公 2DAYS」。
一人ひとりが主役として輝くその名の通り、生徒たちが全力で挑み、校内は歓声と笑顔であふれました。
今年は前年を大きく上回る6500人以上の方にご来校いただき、2日間を通して大盛況となりました。
今回はその様子をお伝えします!
地下体育館のメインステージでは、中学1・2年生による合唱コンクール「音楽祭」を皮切りに、毎年大人気の音楽バトル「ガチ★スター天国」や、今年から新たに誕生したステージ企画「IKUBUN’S GOD DREAMER(ゴッドドリーマー)」が開催。
剣道や空手、ピアノ、バイオリンなど特技や磨き上げたパフォーマンスが次々と披露されました。 「どれだけ観客の心を動かせるか」を評価軸とする新形式のステージに、出場者たちは本気で臨み、会場は熱気に包まれました。
また、チアリーディング部やダンス部による一体感あふれるステージ、書道部の迫力あるライブパフォーマンスも披露!息の合った動きや躍動感あふれる演技に、観客からは大きな歓声と拍手が送られ、会場全体が一体となって盛り上がりました。
校内各所では、部活動や各学年による展示や体験型ブースが並びました。
今年初の試みとして、中学3年生はクラス劇に挑戦!脚本づくりから演出・舞台装飾までを自分たちで手掛け、日頃のチームワークと創造力を発揮しました。
クラス全員が一丸となり、全力で演じる姿に終演後には自然と大きな拍手に包まれました。
グラウンドでは、高校1年生による「起業体験プログラム」の模擬店が今年もずらりと並びました!
郁文館の模擬店は、当日販売して完結する一般的な文化祭の屋台とは異なり、生徒が疑似株式会社の「社長」として数名の「社員(経理や広報などの役割を持つ)」と共に模擬店の出店を行います。
また郁秋祭での出店・運営にとどまらず、どの企業もSDGs17の目標に貢献すべく自ら企業理念や経営戦略を練るところから始まり、ビジネスモデル・収益構造の立案や、VC(ベンチャーキャピタリスト:保護者)からの資金集めを行います。
郁秋祭終了後には、決算書類作成や株主総会での報告など一貫して執り行う、まさに本格的な “起業” を体験できる郁文館高校独自のプログラムです。※起業体験プログラムについて
どの企業も利益を出そうと呼び込みにも力が入り、2日間大盛況!
そのなかで、東証プライム市場に上場する外食企業の経営者でもある渡邉理事長が選ぶ「理事長賞」には、「SCRAP ESCAPE~廃棄世界からの脱出~」が選ばれました。
この企業は、捨てられていたものを活用し、脱出ゲームとして再生させる取り組みを通じて、SDGsの理念である持続可能な社会づくりに大きく貢献。企業の中で最も少ない投資金額ながら、創意工夫を凝らして資本効率を高め、多くの人に資源の再利用への気づきと、楽しさを届けた功績が評価され、見事理事長賞に輝きました。
生徒たちの情熱と創意工夫が光った“郁秋祭2025”。
一人ひとりが主人公として全力で走り抜けた2日間となりました。
郁秋祭後すぐにスイッチを切り替え、いまは2学期の中間考査に全力で取り組む郁文生。
何事も全力で取り組む郁文生を、教職員一同これからも応援していきます。