チーム設立からわずか6か月という短期間で世界大会出場を勝ち取った郁文館の在校生チーム「ZENSHIN Robotics(以下、ZENSHIN)」が、3年目の世界大会に挑みます!

ZENSHINとは、「生徒たちが主体的に挑戦し成長する中で、サイエンスとグローバルに活動することの魅力を広める」ことをモットーに、ロボットの設計・製作から資金調達、広報までを生徒自らが担う一般社団法人です。
2023年9月に郁文館の生徒で設立され、郁文館中学校・高校・グローバル高校の生徒で構成されています。FRC*での世界一を目標に活動しており、歴代の理事を担うメンバーの多くが所属する郁文館グローバル高校は、多くの生徒たちが海外大学に進学しています。(▶海外大学現役合格率2年連続日本一!グローバル高校の大学合格実績はこちら

初出場となった、一昨年3月末の中高生ロボット競技大会FRC ハワイ予選大会では、チームとして「Rookie All-Star Award(1〜2年目のチームで1位)」、郁文館グローバル高校卒業生が「FIRST Dean’s List Finalist Award (大会MVP)」に選ばれ、2つの栄誉に輝き、その実力を世界に示し、その後ヒューストンで行われた世界大会には、世界40カ国以上から約50,000人もの関係者が集結する中、日本人チームとして唯一本戦に参加しました。
また昨年も日本からの挑戦、現地チームとの積極的な交流、そしてFRCを運営するFIRSTが掲げる理念「Gracious Professionalism(相手から学びつつ、敬意と優しさを持って接し、尊重し合う)」への貢献が評価され、「Rising All-Star Award(新体制や若いチームが困難を乗り越えて努力を続けてきたことを称える賞)」を受賞。
そして今年も、4月2日から始まるアメリカ合衆国オクラホマ州タルサで開催の地区大会Green Country Regionalに挑戦中!

昨年度、中心メンバーがほぼ中学生という環境での挑戦となり、悔しい思いをしたと語るZENSHINのメンバーたち。今年度は反省を活かし、設計段階から見直しを行い、強度や構造について徹底的に改善を重ね万全の状態で挑みます。
また、この春卒業、トロント大学をはじめとする世界トップレベルの難関大学に合格し、9月から新たな舞台へと進む今春卒業生メンバーが、チームのサポート役として携わっています。

3年連続の出場に満足することなく、チーム全員が昨年以上の成績を目指し、さらなる飛躍を誓うZENSHIN。
スポンサー企業や保護者の方々、外部メンターやアカデミスト、関係教職員など、多くの方々の支えに感謝し、4月2日(現地時間)から全力で戦い抜きます!
ぜひ、みなさま応援のほど、よろしくお願いいたします!
Go!ZENSHIN!

▶ZENSHINの詳細はこちら(外部サイト:ZENSHINホームページ)


*FRCとは、FIRST Robotics Competitionと呼ばれる14歳~18歳までを対象としたアメリカ発国際ロボット大会の略。世界35か国から約3,800チーム約95,000人の若者が参加し、Google、Amazon、Haas、GM、Ford、NASAなど世界に名だたる企業もスポンサーする大規模な大会。

 

郁文館が運営するバングラデシュ姉妹校NDMSC(ナラヤンクルドリームモデルスクールアンドカレッジ)の活動報告レポートです。


郁文館が運営するNDMSCで2026年体育祭を実施しました。

日本と同じようにバングラデシュでも多くの学校で体育祭が開催されています。しかし一般的なバングラデシュの体育祭は、誰が一番かを競う「個人競技」が中心で、全員で協力し目標を達成するような競技が少なく、チームで力を合わせて行う体育祭はほとんどありません。

私たちNDMSCでは、仲間と協力して共に目標を達成しようとする経験が、不可欠だと考えているため、他の学校とは異なり、日本の体育祭を参考にした団体競技を多く取り入れています。

郁文館と同様に6つの「団」が結成され、生徒たちは一丸となって団の勝利を目指します。個々の競技にとどまらず、大声で応援し、団結します。そして最後には、多くの生徒が涙を流し、感動に包まれました。

今年の体育祭も大成功に終わりました。それは、参加した生徒たちが、体育祭に真摯に向き合ったからこそ成し遂げられたものです。この体験が彼らの将来に寄り添い、他者と協力し、世界に羽ばたく力となることを願っています。

バングラデシュ姉妹校NDMSC担当者

 

3月15日(日)、郁文館中学校177名・高等学校281名・グローバル高等学校51名、ID学園高等学校607名の卒業式を3回に分けて執り行いました。
卒業生の門出にふさわしい、穏やかな春の陽気に包まれた快晴のなかで、総勢1116名の卒業生が新たな一歩を踏み出しました。

担任の先導で入場した卒業生たちは、保護者や教職員の盛大な拍手で迎えられました。
それぞれの夢に向かい、仲間とともに挑戦し、夢に向かって努力し続けた日々。その積み重ねが、一人ひとりの晴れやかな表情へとつながっています。

生徒たち一人ひとりが力強く返事をした呼名のあと、各クラスの代表生徒による挨拶が行われました。それぞれの言葉で3年間・6年間の郁文館での学び・生活を振り返り感謝を伝える姿に、保護者の方からは静かに涙をぬぐう様子や、会場全体に温かい拍手が広がっていきました。

渡邉理事長からは、目まぐるしく変わる世界の情勢をふまえ、以下の言葉が贈られました。
「卒業生諸君、ご卒業おめでとうございます。みなさんには今まで始業式、終業式、理事長講座など様々な話をしてきましたが、今日は総集編としてみなさんに話をしたいと思います。
おそらくみなさんの人生で一番大きな転換はAIの進化でしょう。おそらく何十年、何百年の中でも、とても大きな変化が起こっています。
今まで学習は“覚えること”が中心でした。しかし今からは、覚えるのではなく“考えること”が大切です。「AIを使いこなす」ことが本当の学力で、AIを使った専門性、そしてAIを超えた人間性こそが必要とされています。

大きく変容する時代を生き抜く力を身につけてもらいたいと思い、みなさんに教えてきたのがこの3年間・6年間の夢教育です。
【夢の方程式】はいつまでも覚えておいてください。そして夢教育の前提ではなくて、生き方の前提として【夢教育の前提となる人としての生き方・考え方】も覚えておいてください。必ずみなさんの道しるべとなります。

今日は2つ紹介します。1つ目は【人生に起こること 全ていいこと 必要なこと】です。
今回第一志望の進学先に受からなかった人もいるかもしれない。それをネガティブに捉えてしまうのではなく、“この経験があったから、これからの人生をもっと強く生き抜いていくことができるかもしれない”と捉えてみてください。

「人間万事塞翁が馬」です。理事長は10歳の時に母親を亡くし、10歳の時に父親の会社が潰れました。人生最大の不幸でした。でも、その不幸がなかったら今の自分はないと思っています。

そして2つ目は、【人生は一日一日の積み重ね その一日が一週間 一か月 一年そして一生となる 今日という日を大切に 自分を成長させ未来を変え続ける】です。
人間は遺伝・環境・偶然・意思の産物です。つまり、人間は不平等です。しかし、365日24時間という時間だけは平等で、誰もが持っています。
この365日、24時間の使い方で人生が決まります。これからどんな厳しい時代が来ようが、努力した人間は報われます。努力は絶対に裏切りません。ぜひこの【夢教育の前提となる人としての生き方・考え方】を、できれば毎日読んで、みなさんの生きる糧にしてもらいたいと思います。

そして、郁文館夢学園から卒業するみなさんの幸せを心から願っています。この学校はみなさんの故郷です。いつでも戻ってきてください。
健康でありますように。夢が叶う人生でありますように。たくさんの人を愛し、たくさんの人から愛される人生でありますように。心から祈り、私の最後のメッセージとします。
教職員一同、みなさんと共に時間を過ごせて、一緒に学べて本当に幸せでした。感謝しています。
みなさんの健闘を祈ります。卒業おめでとう。」

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
郁文館を卒業後も、夢に向かって努力し挑戦し続ける郁文生の活躍、幸せを教職員一同心から願っております。

この度、グローバル高校では、新しい学校ロゴが完成しました。制作を担ったのは、本校の1年生4名。さらに、卒業生のサポートも受けながら、デザイン、構成、メッセージに至るまで、生徒自身が考え、話し合い、形にしてきた一大プロジェクトです。

生徒と卒業生でつくりあげる一大プロジェクト

グローバル高校は、“世界地図から進路を選ぶ”をキーワードに海外大学と国内大学の両軸で進路指導を行っており、2025年春の大学現役合格実績では「海外大学現役合格率日本1位(※インターエデュドットコム調べ)」を達成。「卒業生の4割が海外進学」 「“4人に1人”が世界ランクTOP100大学に進学」を誇ります。

今回のロゴ制作は、「“世界地図から進路を選ぶ”グローバル高校を象徴するロゴを、生徒の手でつくりたい」という思いからスタートしました。

プロジェクトを任されたのは、将来デザインに関わる仕事をしたいという夢を持つ生徒を中心に、マーケティングに関わりたいという夢を持つ生徒、ビジネスで起業を考えている生徒などの4人です。
制作にあたって生徒たちは、まず学校の理念や歴史、日々の学びを振り返り、「グローバル高校らしさとは何か」「この学校を象徴するものは何か」を言葉にするところから取り組みました。プロジェクトがスタートした時点では入学して約半年だった1年生のメンバー。次第に、グローバル高校をアイビーリーグのような海外TOP大学に匹敵する学校にしたい、そのためのロゴにしたいという思いで一致し、日々の探究活動や定期考査などがあるなか、生徒同士で何度も意見を交わし、形にしては見直す工程を重ねていきました。

デザイン案は複数制作され、校長や学園のブランド広報メンバーを交えたロゴ制作ミーティングでは、それぞれの案について理由や意図を共有。見た目の良さだけでなく、「なぜこの形なのか」「何を伝えたいのか」が常に問われました。限られた時間の中で方向性をまとめていく過程は、決して簡単ではありませんでしたが、その分、一つひとつの要素に生徒たちの思いが込められています。

そして今回の取り組みを後押ししたのが、卒業生の存在です。生徒たちのアイデアを尊重しながら、大学生活の合間を縫って、意味や意図の表現方法など多面的に支え、最後まで伴走してくれました。

 “世界地図から進路を選ぶ”グローバル高校を象徴するロゴが完成!

完成したロゴには、グローバル高校が日々大切にしている価値観と、生徒たちの姿が込められています。デザインの中心となっているのは、本校の理念を表す「7Habits(=本学園の行動指針「7つの約束」「夢7原則」の英語版)」です。ロゴを構成する各要素には、次のような意味があります。


  • デザインの中心に本校の理念を表す「7Habits」を、7本の枝で表現。そして木は、挑戦を重ねながら成長していく生徒の姿を表しています。また、クラスや学年を超えて支え合う関係性や、仲間とのつながりがあることも象徴しています。夢に向かって努力を続ける姿勢を、一本の木として表現しました。
  • 色(ブルー/オレンジ)
    ブルーはHonorsクラス、オレンジはLiberal Artsクラスを表しています。2つのコースは学びの方向性こそ異なりますが、それぞれ夢に向かって努力し、そのなかで大切にしている価値観は同じです。違いを認め合いながら、それぞれの道で挑戦を続ける姿を、この配色で表現しています。
  • 1993
    「1993」は、グローバル高校の創立年です。これまでの歴史の積み重ねの上に、今の学びや挑戦があります。伝統を受け継ぎながら、未来へ進んでいくグローバル高校らしいロゴとして創立年をロゴの中にデザインしました。

  • 星は、生徒一人ひとりの夢を象徴しています。夢はそれぞれ違い、目指す進路も多様です。それぞれ違うデザインの星には、その一つひとつが大切であり、どれも唯一無二であるという思いが込められています。また、同じ空の下でそれぞれが輝くように、互いの夢を尊重し合う学校であることも表しています。
  • 「INVEST IN YOUR CHALLENGES & GROWTH」
    これは、本校が大切にしている「挑戦と成長を通して、自分自身の未来に投資してほしい」というメッセージです。生徒が新しい環境や困難に向き合いながら、一歩ずつ前に進んでいく姿勢を象徴する言葉として、ロゴに刻みました。
  • 円形のフレーム(地球)
    円形のフレームは地球をイメージしたもので、生徒一人ひとりの物語が広がっていく舞台としての「世界」を表しています。国内にとどまらず、世界へ視野を広げて学び、将来の進路を考えるグローバル高校の姿勢を象徴する要素です。
  • リボン
    リボンは、努力の先にある成果や達成を表しています。挑戦したことが経験として積み重なり、自分の強みや自信につながっていく。その積み重ねが、次の挑戦を後押ししていく。この前向きな循環を表現しています。


プロジェクトを振り返って生徒にインタビュー

ロゴ制作を振り返り、生徒たちは「最初はグローバル高校らしさが分からず、何を入れるべきか悩んだ」と率直に語ります。一方で、話し合いを重ねる中で、「“夢をかなえるための行動指針”七つの約束や夢7原則を意識し、一人ひとりが自分のなりたい姿や夢に向かって活動・挑戦していること」「クラスや学年の垣根を超えて互いにコミュニケーションを取りながら、切磋琢磨していること」など、学校生活の中にある“らしさ”が見えてきたとも話していました。

また、ミーティングで自分たちの案を発表する経験を通して、「伝え方の大切さ」を実感したという声も。相手に納得してもらうためには、デザインの良し悪しだけではなく、その背景にある意図や狙いを言葉で説明し、伝わるデザインが必要。今回の取り組みは、そのことを学ぶ機会にもなったようです。


プロジェクトを振り返って卒業生にインタビュー

卒業生は、校長先生から直接電話で相談を受けたことがきっかけだったそうです。

「生徒が中心となってグローバル高校のシンボルとなるロゴを作りたいから卒業生として力を貸してほしい。という話を聞いて、ぜひ力になりたいと思いました」と語りました。関わっていくなかで、後輩である生徒たちが主体的に考え、表現する姿に強い手応えを感じたといいます。

制作は、対面での打ち合わせだけでなく、Zoomなどのオンライン会議も活用しながら進行。
ロゴのフォントや色のバランス、全体の印象について、生徒たちと何度も意見を交わしたといいます。

特にこだわったのが、文字のフォントや太さと話します。
「格式を感じるフォントも試しましたが、ロゴとしてのインパクトや星の存在感も大切にしたいという話になりました」と、試行錯誤の過程を明かしました。

また、ロゴの背景にある地球のモチーフも、途中から追加された要素の一つです。
「学内で実施される海外大学説明会や、海外大学に進学する人も多い点がグローバル高校の強みだと感じています。そこでグローバル高校独自の学びや発信を考えると、“世界”を感じるモチーフはやはり入れたいという話になりました。」

現在はTemple大学で勉学に励む卒業生。「卒業後も、大好きなグローバル高校に関われて貴重な経験ができました。この経験も全て力に変えて、“高校生の頃から挑戦したいと思っていたアートの世界で人の役に立つ仕事をする夢”に向かって進んでいきたいです。」と話してくれました。


完成したロゴのペナントを初めて見たプロジェクトの生徒たちは「自分たちが卒業した後も、このロゴがグローバル高校のシンボルになってくれたらうれしいです」と語りました。そして、このプロジェクトメンバーを中心に、学校全体でこのロゴ製作にかけた思いを、しっかりと後輩たちに引き継いでいきます。

制作に携わった生徒たちは現在、「1人1校1年間留学」*で新たな挑戦を続けています。今回の経験も力に変えながら、留学先でさまざまな体験をして、1年後、より夢に近づいた姿で再会できることが楽しみです。
*1人1校1年間留学:2026年度入学生より選択制となりました。詳細はこちら

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約1か月間、紀伊国屋新宿本店3階アカデミックラウンジにて図書委員会有志役員による『ぼく・わたしの推し本』展示が実施されました。

中学生・高校生併せた8名が、実際に紀伊國屋新宿本店を訪れて「この本、読みたい」「郁文生にも読んでほしい」と選んだ本が展示されました。ここに展示しきれなかった選書は図書館内の特別展示コーナーで展示されています。

選書ツアーに出かけた際は、新宿本店のフロアの広さや本の種類の多さに大興奮!ワイワイ友達と選ぶ生徒もいれば、集中して本を選ぶ子も。

選書タイム終了後は、書店員さんによるPOP講習会もしていただきました。色づかいや文字と絵のバランスなどコツを教えてもらいました。いざ制作してみると、これがなかなか難しい…。一言もしゃべらず真剣です。
実は、図書委員会が学校を飛び出して活動するのは今回が初めて。生徒たちの弾けるようなワクワクした様子がとても印象的でした。
今後も活動の幅を広げ、生徒が楽しみながら成長できる図書委員会を目指します。そして、生徒たちがもっと本に触れ、本を好きになるきっかけを全力でサポートしてまいります。

グローバル高校では、「1人1校1年間留学」*を教育の柱の一つとして実施しています。先月2年生の生徒たちが無事に帰国し、その学びと成長を共有する留学報告会を開催しました。

この留学報告会は、毎年有志の生徒による運営委員会が中心となって企画・運営を行っています。
今回は、それぞれの留学経験を「挑戦と成長の“映画”」になぞらえ、生徒一人ひとりの留学ストーリーを発表し、参加者や観客の投票によって優秀賞を決定する形式で実施しました。レッドカーペットを模した華やかなオープニングからスタートし、ドレスアップした生徒たちがレッドカーペットを歩いて登場する演出もあり、会場は大いに盛り上がりました。
企画立案から当日の運営、そして発表に至るまで、すべてを生徒自身の手で行い、約1年間にわたる留学生活を振り返った今回の留学報告会。今回は、その当日の様子をお伝えします!

*1人1校1年間留学:2026年度入学生より選択制となりました。詳細はこちら

 まるで海外!? 留学報告会

留学報告会は、2年生の生徒によるMC進行のもとスタートしました。冒頭では映像を交えながら、留学生活の様子を紹介。異なる文化や学習環境の中で過ごした日々がスクリーンに映し出されました。

続いて行われたのは、各生徒によるプレゼンテーションです。生徒たちは帰国後に作成したポスターを用い、自身の留学先での学びや探究内容について、日本語・英語の両方で発表しました。
Honorsクラスの生徒はアメリカへ、Liberal Artsクラスの生徒はカナダ・ニュージーランドへと、それぞれ異なる現地校に通い、知り合いもいない、日本語も使えない環境の中で約1年間を過ごしました。孤独と向き合い、度重なる困難やチャレンジを乗り越えていく中で、生徒たちは大きな成長を遂げてきました。

 

報告会の後半には、ニュージーランドのマオリ族による伝統的民族舞踊「ハカ」のパフォーマンスや、代表生徒による発表が行われました。
アメリカ・カナダ・ニュージーランドの各留学先ごとに、投票によって選ばれた代表生徒が登壇し、「成長と挑戦」の日々を振り返りました。楽しい経験だけでなく、困難を乗り越えたからこそ得られた学びが、言葉に込めて語られました。

発表の中では、これから留学に向かう後輩たちに向けたメッセージや、留学生活の中で直面した困難との向き合い方について、実体験をもとに語られる場面もありました。思うようにいかない時期であっても、環境を変えたり、周囲に助けを求めたりすることで乗り越えてきたという言葉は、多くの後輩の心に響いたことでしょう。
「この365日間は、一生忘れられない宝物になった」そうした言葉とともに、多くの人に支えられて留学が実現したことへの感謝の気持ちも語られました。

また、アメリカに留学した生徒からは、留学中に取り組んだ探究活動についての発表もありました。日本の空き家問題をテーマに、「スクラップ・アンド・ビルド」から「リユース」への転換という視点で研究を進め、留学先で実際の現場に関わりながら学んだ経験が紹介されました。留学で得た学びを社会課題と結びつけ、行動へとつなげていく姿は、留学を控えた後輩たちにとって大きな刺激となったことでしょう。
海外での1年間の留学は華やかに見える一方で、帰国を考えるほどの苦悩や葛藤と向き合う時間もあったと語られる場面もありました。そうした経験を乗り越えてきたからこそ紡がれる言葉の一つひとつが、会場に集まった人々の心に深く響く時間となりました。

クロージングでは、支えてくれた家族や教職員への感謝の気持ちが改めて伝えられ、留学報告会は温かな雰囲気の中で締めくくられました。
各地での経験を経て、大きく成長した2年生。グローバルに視野を広げ、今後も世界地図を舞台に自らの未来を切り拓いていく生徒たちを、教職員一同、これからも全力でサポートしてまいります。

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2月21日(土)に、郁文館夢学園の3大イベントのひとつである「夢の日」が行われました。
毎年2月に開催される夢の日は、この1年間の自分の夢への達成度を振り返るとともに、新たな年度の決意と目標を設定する夢の元日です。
今年も生徒たちがお互いの “夢” と “夢への努力” をたたえ合い、夢に向かって再び歩み始めるための大切な日となりました。

ドリームシャッフル

夢の日の名物プログラム「ドリームシャッフル」では、ステージ上の巨大なルーレットが回り、クラスと生徒がランダムに指名されます。いつ誰が選ばれるか分からない緊張感の中、マイクを向けられた生徒たちは皆、自分の夢を堂々と宣言しました 。
日頃から夢と真剣に向き合っているからこそ、誰でもいつでも自分の夢を言葉にできるのが郁文生。生徒たちはお互いの夢を応援し合い、刺激を受けるエネルギーに満ち溢れた時間となりました。

 

MVD(Most Valuable Dreamer)発表

今年度も郁文館中学校、郁文館高等学校、郁文館グローバル高等学校から、それぞれ「MVD(もっとも夢に向かって突き進んでいる生徒)」が選出されました。

「救命救急医になる夢」郁文館中学校 森 碧泉さん
「映像クリエイターになる夢」 郁文館高校 栗原 逢輝さん
「小説家になる夢」 郁文館グローバル高校 渡邊 エリカさん

受賞した3名は、夢に日付を入れる計画書”夢手帳”を最大限に活用しながら歩んできたこれまでの道のりや、将来のビジョンを力強くプレゼンテーションし、全校生徒に大きな刺激を与えてくれました 。

 

夢の「原点」を見つめ、ワクワクする人生を

式典の最後に、渡邉美樹理事長から自身の人生を支える「夢の原点」についてお話がありました。

この夢の日というのは、私がこの学校の理事長に就任してから「生徒一人ひとりが真面目に夢と向き合う日を作りたい」という想いで始めました。
夢はあなたが生まれてこなかったら起きなかった奇跡です。せっかく生まれてきたのだから「こんなことをやってみたい」「こんな新しいものを作ってみたい」という想いとぜひ向き合ってください。そのうえで「夢手帳」や「夢を叶えるための行動指針」「七つの約束」を見直し、周りが応援してくれるような生き方ができているか、自分を振り返ってみてください。
そして、なぜその夢を持ったのかという「原点」を、年に一度この夢の日で見つめ直してほしいと思います。

改めて夢っていいなと思います。私もいま新しい夢に挑戦していて、毎日がワクワクして仕方がありません。人生にはワクワクする人生とそうでない人生がありますが、ワクワクする人の方が絶対に得です。ぜひみなさんも、今日の夢の日で決意を新たにし、明日からワクワクしながら過ごしてください。そして「来年のMVDは自分だ」という気持ちを持って過ごしてもらいたいと思います。応援しています。

夢カード

式典終了後、生徒たちは自分の教室に戻り、次の1年に向けた決意を込めて「夢カード」に夢や目標を記入しました。一人ひとりが自分と向き合いながら夢を言葉にしていく時間。
今年も、多くの生徒が夢の「原点」を見つめ直し、未来への決意を新たにする「夢の元日」となりました。

 

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今年度卒業を迎える郁文館高校3年生およびグローバル高校3年生を対象に、渡邉理事長による理事長講座が実施されました。
急速に変化する現代社会を生き抜くために、今の若い世代に求められる力について、「夢教育」と「人間力」を軸にお話がありました。今回はその様子をお伝えします!

理事長講座「夢へ向かう君たちへ」

冒頭では、現代日本が直面している社会状況について触れられました。
戦後80年という節目を迎えた今、国際情勢の不安定化や経済の停滞、少子高齢化、インフレや円安、地政学的リスクの高まりなど、社会環境は大きく変化しています。こうした時代において重要なのは、「誰かに任せる」のではなく、自ら情報を集め、考え、判断し、行動する姿勢です。
理事長は、社会の課題を自分事として捉える意識が、これからの人生に不可欠であると話しました。

続いて、生徒たちがこれまで学んできた「夢教育」について、改めて説明がありました。夢とは単なる到達目標ではなく、人が成長するための原動力です。
夢を追い続ける過程で壁に直面し、悩み、努力を重ねることこそが、人としての成長につながります。また、AIやロボットが活躍する時代だからこそ、知識や学力だけではなく、思いやりや誠実さ、自律心といった「人間力」が一層重要です。
本校では、学力・グローバル力・人間力の3つの力を育むことを教育の柱としており、その基盤として郁文館の“夢を叶えるための行動指針”「七つの約束」を日常生活の中で実践しています。

さらに理事長から、成長を支える学びとして「学校での学び」「旅(実体験)」「読書」の三つが欠かせないとの話がありました。中でも読書は、時代を超えて先人の知恵に触れられる貴重な学びであり、人生に大きな影響を与えるものであると生徒たちに伝えました。生徒たちが、熱心にメモをとる姿が印象的でした。

講座後半では、「幸せに生きること」の考え方の話がありました。本校が考える幸せとは、心身ともに充実し、自立した人生を歩むことです。その土台となるのが、論語や聖書にも共通する「黄金律」の精神です。
理事長は“自分がされて嫌なことは人にしない、自分がしてほしいことを人に行う”この基本を大切にすることが、良好な人間関係を築く鍵であると話しました。また、誰も見ていない場面でも、自分自身に恥じない行動を選ぶ姿勢の重要性についても触れられ、匿名性の高いSNS社会においてこそ、誠実な生き方が求められると強調しました。

講座の締めくくりとして、「最後まで諦めず、努力を継続すること」の大切さを改めて生徒たちに伝えました。本校で学んだ夢教育の精神を胸に、卒業後も困難に立ち向かい、自らを律しながら成長し続けてほしい――。

生徒たちへの力強いエールとともに締めくくられました。今日の講座で聞いた言葉を胸に、それぞれが新たな環境へと歩み出していきます。
郁文館での学びを活かし、生徒たちがこれからどのように羽ばたいていくのか。25歳のとき、人生の主人公として輝く郁文生たちの姿を、教職員一同楽しみにしています。

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郁文館が運営するバングラデシュ姉妹校NDMSC(ナラヤンクルドリームモデルスクールアンドカレッジ)の活動報告レポートです。


今年も、NDMSCから2名の教職員が研修のため日本を訪れました。
約10年前に始まったこの研修は、バングラデシュのモデル校を目指すNDMSCのさらなる発展を目指し、日本の教育と郁文館での夢教育を学ぶことを目的としています。

NDMSCでは、毎年特に優秀な功績を残した教職員に研修の機会を提供しています。日本で培った教育技術や価値観をバングラデシュに届け、より良い教育環境作りを行うための大切な機会です。今回は、今年度の研修プログラムを紹介します。

初めに郁文館中学校・高校・グローバル高校を訪問しました。

中学・高校の始業式に出席し、グローバル高校の授業見学、部活動の見学を行いました。日本の生徒や教職員と直接交流した教職員たちは、夢を追いかける生徒たちの姿に感銘を受け、自分たちの学校でも「夢」を軸にした教育をさらに充実させたいと強く思ったと話します。加えて、農業や養蜂などの屋上庭園を見学し、SDGsとしての取り組みをもっと進めていきたいと話しておりました。

次に郁文館夢学園の通信制・単位制高校であるID学園高校を訪れ、授業見学や教員と教育論についてのディスカッションを行いました。通信制ならではのICTを使用した非対面授業や、時間や場所に捉われず、自分の好き・得意を伸ばしている生徒たちに関心を持ち、ID学園の教員と多くの意見交換も実施。
午後はバングラデシュについて探究活動を行う特別授業に参加しました。参加したID学園の生徒から多くの質問が出て、お互いにとって学びの多い時間となりました。

 

その他にも東京大学、浅草寺、富士山などの日本名所を訪問し、日本文化に触れることで、教育だけではなく日本の価値観や歴史的背景への理解を深めました。

研修を終えた教職員からは、「日本の教育システムの細やかさと効率性に感動した」「帰国後、日本で学んだことを生かして、新しい教育プランを立てたい」「バングラデシュの学校のモデル校となれるよう、この研修を活かしたい」といった感想が寄せられました。

この研修は、郁文館夢学園とNDMSCの絆をさらに深めるとともに、両校にとって今後どのように協力して、新しい未来を作るかを考える貴重な機会になりました。郁文館夢学園の「夢教育」は、日本からバングラデシュへ、そして未来の世代へと受け継いでいきます。

これからも私たちは、『子どもたちに夢を持たせ、夢を追わせ、夢を叶えさせる』ための教育を探究し、実現させ、世界にその価値を広げていきます。

 

バングラデシュ姉妹校NDMSC担当者

郁文館高校では、「好き・得意を見つけ、社会とつながり、様々な探究活動を経て夢に近づく」ために、高校1年生から3年生までの実践型プログラムを用意しております。

“好き”が問いを生み、“得意”が探究心を動かす社会探究型プログラム PBL型学習(Project / Problem Based Learning)

▷高校1年生
自らが興味・関心を持つ社会課題の背景や解決方法などについて探究し、試行錯誤を重ねる。また1年生では郁文館独自の実践型プログラム「起業体験プログラム」*を実施。郁文館の文化祭“郁秋祭”で模擬店を起業し、決算報告・株主総会まで体験し、社会課題に向き合いながら考える経験を重ねる。社会課題の解決方法の一つである「起業」を通じて体験し学ぶ。

 

▷高校2年生
今まで探究してきた「仮説」を基に現地に赴き、全身を通して「リアル」を体感する。

 

▷高校3年生
PBLツアーでの体験を踏まえたプレゼンテーションの実施。またこの3年間の探究活動を通じて「自分の言葉で夢を語れる力」を育み、総合型選抜対策など夢の実現に向けて前進していく

*起業体験プログラムの詳細はこちら


高校1年次に探究活動を深めた生徒たちは、その学びを生かし、自身の探究テーマを深める修学旅行“PBLツアー”(国内外5カ所から選択)に向け、本格的に探究活動をスタートしました。

毎年開催するPBLツアーキックオフでは、2・3年生が1年生に向けて自身の探究テーマについて、各PBLツアー先ごとにプレゼンテーションを実施!
夕張(北海道)・屋久島(鹿児島県)・カンボジア・シンガポール・陸前高田市の5つの行き先について、話を聞く生徒たち。真剣にメモを取る様子も見られました。

▷夕張(北海道)
財政破綻を乗り越えた地域を題材に、自治体が存続するための地方自治のあり方を探究する
▷陸前高田(岩手県)
震災の現実に触れ、本当の復興とは何かを学ぶ
▷屋久島(鹿児島県)
自然保護と自然共生をグローバルな視点で捉え、海と陸の現在・未来について考える
▷カンボジア
現地の学校や孤児院を訪れ、歴史や文化を体感しながら学びを深める
▷シンガポール
多民族・多宗教社会に触れ、日本との文化の違いを体感するとともに、経済成長の背景を探究する

また別日には、先輩たちから体験談や詳細を直接聞ける「PBLツアープレゼンテーション」も実施。複数の説明を聞く中で、先輩の探究活動や、自分が取り組みたいテーマへの理解を深めました。

参加した1年生の生徒からは「実際の体験談を聞けたことで行きたい理由が明確になった」「異文化を体験したエピソードや、言葉が通じなくてもジェスチャーで伝えたエピソードを聞いて、シンガポールに行きたい思いが強くなった」など様々な感想が飛び交いました。

今後も、生徒一人ひとりの探究活動を教職員一同サポートしてまいります。

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▶今年度の郁秋祭(文化祭)の様子
▶今年度のPBLツアーシンガポールの様子

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