9月7日(月)1時間目に高等学校1、2年生を対象に、カリキュラム説明会を実施しました。

1年生は来年度に向けて、文理選択について説明を受けました。文系、理系それぞれの特徴や、文理選択をする上での注意事項などが話されました。

si1509141.jpg

2年生は文系、理系それぞれに分かれて、来年度の選択科目についての説明を受けました。来年度はいよいよ受験生です。自分の目指す大学に合わて科目を選択しなければなりません。今回の説明を受けて、受験生になるという実感を持ったようでした。

si1509142.jpgsi1509143.jpg

8月16日(日)から8月26日(水)まで、郁文館高校1~3年生の東大クラスは夢合宿を行いました。難関大学合格を達成するため、東大クラスの夢合宿は勉強に特化したスケジュールになっています。1日4コマの授業、本校卒業生の受験対策講座、自習など、学習面を鍛えた10泊11日となりました。2学期以降の学校生活において、より学習面を強化し、受験に備えます。

開校式

yu1509121.jpg

授業風景1

yu1509122.jpg

授業風景2

yu1509123.jpg

自習室での学習風景

 yu1509124.jpg

スポーツ大会(唯一の息抜き)

yu1509125.jpg

難関大学に合格した卒業生による激励

yu1509126.jpg

閉校式

 yu1509127.jpg

2学期開始早々の9月2日(水)5・6時間目に、中学1年生の芸術鑑賞会を行いました。場所は本校講堂、『プロの声楽家による合唱』という内容です。郁秋祭で行う合唱コンクールに向け、本物の演奏を見せたかったのです。

 M1509091.JPG

当日は声楽家による合唱を鑑賞した後、鑑賞者である生徒と一緒に校歌や郁秋祭でのクラス曲を歌い、会場内が一体となる良い鑑賞会になりました。

M1509092.JPG

 M15090913.JPG

Q1芸術鑑賞会(合唱)は楽しかったですか?

Q2合唱とはどのようなものかわかりましたか?のアンケートの結果は共に満足度100%回答を得ることができました。

生徒が合唱を見ての感想は、

・大きく口を開け、大きな声で合唱をしているのを見て心が震えました。私達も近づけるように頑張りたい。

・1人1人が自分のパートをしっかり歌い、とても響きのよい歌声で鳥肌が立ちました。

・音楽は心に響くものだと再確認し、思わず涙が出そうになりました。感動しました。やっぱりプロは凄い。

 

などでした。

9月より外国人講師3人が「JETプログラム」というプロジェクトで郁文館の仲間に加わりました。

 

「JETプログラム」は国や地方自治体が実施している「語学指導等を行う外国青年招致事業」です。昭和62年にスタートしこれまでに招致国42ヵ国、4,476人が来日しています。

 

3人にはこれから1年間、日本人教員と一緒に教壇に立っていただきます。これでネイティブスピーカーの教員が計8人となりました。今後も郁文館のグローバル教育をどんどん加速させていきたいと思います。

1509JET紹介.JPG

左からシェネル先生(トリニダード・トバゴ共和国)、メアリー先生(バルバドス)、デルポート先生(南アフリカ共和国)です。

8月16日から20日まで3泊5日の間、生徒5名がバングラデシュ研修を実施しました。バングラデシュ研修は、異文化理解を深めるために行われます。グローバル高等学校の生徒は、身につけた英語力で広い世界をより知ることが目的です。これからマレーシアや台湾の大学に進学する生徒も参加しております。

 

空港に到着して、車で出発してすぐに交通渋滞に巻き込まれました。クラクションの音も鳴り止むことはありません。しかし交通事故は研修中、一度も見ることはありませんでした。私たちにすると無秩序に見える中にも現地ならではの秩序があることを感じました。

 

途中訪れたスラム街では、その生活の過酷さを感じさせない子どもたちの笑顔がありました。豊かさや幸せの基準は金銭だけではないことを考える契機となりました。

1509バングラスラム.jpg

 

次の訪問先であるダッカ大学では教授に大学の歴史を講義形式で説明してくれました。大学案内では、生徒一人に大学生が付き添って英語で案内をしてくれました。英語でダッカ大学の生徒と話し合うことができていました。お互いが第二言語の英語でコミュニケーションが取れていました。一つの目的は達成できました。

1509ダッカ大学.JPG

 

郁文館の姉妹校であるナラヤンクル ドリーム モデル ハイスクール(NDMHS)では、渡邊理事長が話していた「生徒が前のめりになる授業」を見ることができました。手を上げて、椅子から立ち、夢中になって答える姿を見て、その学習意欲の高さに圧倒されました。

1509NDMHS.JPG

 

研修生徒たちが行ったソーラン節などのイベントも、NDMHSの生徒たちは全力で楽しんでくれました。

「幸せなら手を叩こう」を日本語で歌えるように現地生徒に教えるという目的を持って臨んだ生徒達は、一生懸命に教えていました。最後は全校生徒達で合唱しました。現地校長の古澤先生も認める大成功でした。

1509幸せなら手を叩こう.JPG

 

学校訪問の最後に私たちは日本からの贈りものとして石鹸とバドミントンラケット20本、そしてバドミントンのシャトルを差し上げました。訪問中はとても盛大におもてなしくださり、現地学校の教員の皆様とも交流を深めることができました。

また現地で事業を営んでいるエクマトラの渡辺様ともお話をさせていただきました。自らの掲げる理想と現実のギャップを受けて壁にぶつかっていること。事業を続ける中で遭遇した挫折経験などをお話しくださいました。

1509エクマトラ.JPG

 

 

グラミン銀行の訪問では、実際に農村に融資を行っているところを間近で見学させていただくことができました。生徒達は、グラミン銀行のスタッフに、融資のシステムについて英語で質問をしました。現地の経済状況を身近で経験する目的は達成しました。

1509グラミン銀行.JPG

 

日本に帰る際には、丁度メッカの巡礼で空港にムスリムのみなさんが押し寄せて、フライトが遅延しましたが、その間に日本に向かうところのバングラデシュのJICAの職員の方とお話しする機会に恵まれ、バングラデシュの経済や環境の話などを生徒たちが2時間ほど伺うことができました。

1509帰国時JICA.JPG

 

バングラデシュは、とても親日な国でした。そして活力漲る国でした。どこに行っても人だかりで、生きるために必死に何かに取り組んでいました。日本が学ぶべき所は多く、これからのバングラデシュの発展をこれからも注視しなければならないと感じました。「バングラデシュに訪れた生徒は8割が再び訪れる」とエクマトラの渡辺さんがおっしゃったとおり、大学進学後もまた来たいと生徒全員が満足した研修となりました。

中学2年生は、8月26日(水)より8泊9日間の夢合宿を実施しています。

テーマは“自律と協調”で、様々な体験を通して自分の気持ちをコントロールし、円滑な人間関係を築くことを目的としています。

yu1509031.jpg

 

現在まで、EQ・林業体験・心理教育等のプログラムを実施しました。EQプログラムでは、‘巨人の縄はしご’にチャレンジしました。各グループ4人のチャレンジャーだけで巨大な縄はしごを頂上まで登り切ることは困難ですが、下で命綱を握るクラスの仲間の声掛けが勇気に変わり、てっぺんまで上がることができました。

yu1509032.jpg

 

林業体験においては、雨天だったため、屋内にて“箸”作りに挑戦しました。日頃使い慣れていない刃物を使用し、木材を削ることは生徒たちにとっては難しかったのか、言葉一つ発せず集中して取り組んでいました。

yu1509033.jpg

 

また、スクールカウンセラーより“意見・考えが対立した時の解決法”というテーマで心理教育講座が実施されました。対立した時は、お互いの意見の共通部分を見つけることでお互いが納得し、解決に導けることを学びました。

yu1509034.jpg

 

後半も、さまざまな“自律と協調”を学ぶためのプログラムを実施していきます。

9月1日に2学期の始業式を行いました。

そこで、あるエピソードを生徒たちに紹介しました。

 

アメリカの学校で、成績順にクラス分けをするところ、

ある年、間違って、成績の悪い生徒を最優秀クラスへ、成績の良い生徒を下のクラスへ割り振ってしまったとのこと。

最優秀クラスに入った生徒たちは、自分たちは「できる」と信じ、一方、下のクラスに入た生徒たちは、自分たちは「できない」と思い込んで過ごしたのです。

 

3年後、生徒たちの成績は大きく逆転。

間違って最優秀クラスに入った生徒たちは、飛躍的に成績が伸び、

間違って下のクラスに入った生徒たちは、成績が伸びなかったとのこと。

 

つまり、自分が「できる」と信じて取り組むことによって、「できない」こともできるようになると証明したエピソードです。

 

~自分を信じて、高い目標を持つ~

 

これこそ、大事なことなのです。

 

それにしても、始業式や終業式に出るたびに、生徒たちの成長を感じます。

姿勢よく、人の目を見て話を聞く生徒たちを見ながら話していると、ついついこちらも力が入ります。

子どもたちの成長こそが、教育に携わる者として最高の喜びです。

理事長 渡邊 美樹

FB150902.jpg

(郁文館夢学園 公式Facebookより転載)

 

私たち谷根千ゼミでは、学校周辺の 根津 千駄木 谷中 地域の活性化を行っています。

8月1日 よみせ通り商店街のお祭りが開催され、よみせ通り商店街の方々と協働して開発した 「ご当地グルメ」を販売しました。そして、このお祭りには多くの生徒が企画、運営に携わっており、さらにお祭りを盛り上げました。

 

ゼミ長からの一言。

一人一人が自ら協力して行動してくれた事により良いものを作り上げられました。今回のお祭りに協力して下さった方、当日暑い中で谷根千に足を運んでくださった方。本当にありがとうございました!

 

グローバル高校広報委員

郁文館夢学園公式facebookはこちらから

FB1508281.jpgFB1508282.jpgFB1508283.jpg

 

(郁文館夢学園 公式Facebookより転載)

 

8月6~9日東京ビックサイトで高校生鉄道模型コンテストが開催され郁文館の鉄道研究部も出場しました!会場では沢山の手作りモジュールや鉄道グッズがあり鉄道一色の雰囲気に包まれていました。2~3週間の制作期

間の中で郁文館はベストオブ・リアリティ賞に選ばれました!そんな鉄道研究部は新入部員を随時募集中!ぜひ新たな青春への切符を切ってみてはいかがでしょう!

 

高校広報委員

郁文館夢学園公式facebookはこちらから

FB1508251.jpgFB1508252.jpgFB1508253.jpgFB1508254.jpgFB1508255.jpg

 

今年もヤングアメリカンズのワークショップを学園で行いました。郁文館夢学園の生徒であれば誰でも参加できます。

 

ワークショップは実は7月20日から始まりました。21日から正式にどんなステージにするのかをアメリカからやってきたキャストの皆さんと話し合って決めて、23日の公演に向けて二日間猛練習を行うのですが、それに先だって20日の午後にホストファミリーがキャストの皆さんを迎えにきます。ヤングアメリカンズではキャストを生徒の家庭で預かるのが原則です。今年のホストファミリー捜しはとても順調でした。ヤングアメリカンズのこの経験がきっかけとなって、留学生や研修でやってくる海外の高校生を受け入れてくださる保護者の方々が徐々に増えてきています。

 

■各チームに分かれての練習風景

ko1508171.jpgko1508172.jpgko1508173.jpg

 

■リハーサルの風景

ko1508174.jpgko1508175.jpgko1508176.jpg

 

■公演本番の風景

ri1508071.JPGri1508072.JPGri1508073.JPG

 

「自分の限界を越えられるという自信を持ち、表現力を培い、仲間と一緒に一つの公演を作り上げ、その達成感を仲間と共有する」という経験を子供たちは手にするのです。今年の公演は保護者の皆さんにもなじみ深い映画音楽が中心でした。公演には担任の先生方も参加します。まさにみんなで作り上げる公演なのです。理事長・校長も毎年この公演を楽しみにしています。そして子供たちの素晴らしいパフォーマンスを目の当たりにして驚くのです。

ページ
TOP