20230304
3月3日(金)、令和4年度 高等学校卒業式が行われました。
 
卒業生にとっては最後の登校日になるため、朝早くから登校して校内のお気に入りの場所で写真を撮っている姿、最後の制服姿を名残惜しそうにしている姿が見られました。

今年度の卒業生たちも新型コロナウイルスの影響を大きく受けました。

卒業生謝辞では、「本当は友達と毎日会い、お昼休み時間には会話をしながら楽しくご飯を食べたかった。本当は制限もなく学校行事や部活動を思いっきりやりたかった。」と生徒たちがいかにコロナ禍の生活で苦しい思いをしていたかが語られました。

そして力強く、次のような言葉がつづきました。

「しかし私たちは失ってばかりではありません。マスクに遮られても最高の仲間達の笑顔は消えることはありませんでした。」「実践女子学園で過ごした六年間、どこを切り取っても大切な仲間がそこにはいました。」「楽しい時も、苦しい時も、いつも一緒にいた友人たちと過ごした日々はかけがえのない宝物です。初めは誰も分からなかったはずの友達も六年間の学校生活を通し、一生の友達になりました。大好きな友人たちに出会えたからこそ、こんなにも学校生活が楽しく過ごせたのだと思います。」「これからも一生の友としてお互いを高め合う存在であり続けたいと思います。」

卒業生の晴れ晴れとした笑顔は、明るく自信に満ちたものでした。

別れは寂しいものですが、教職員一同、心豊かに育った卒業生たちの未来に幸多からんことを祈っています。


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