3月18日（土）、中学校の卒業式が行われました。

今年の中学3年生は、新型コロナウイルスの影響により、中学1年生の4月から約2か月間、実践女子学園の教室に入ることもできず、友達の顔も全く知らずに過ごしました。

入学式も行えなかったので、その年の6月に「入学の日」といった、正式な式典ではない形で入学初日を迎えました。
そのため、この卒業式は中学3年生にとって実践女子学園での初めての式典です。

式の予行練習の時は、入場の仕方や卒業証書の受け取り方など、緊張からか少しぎこちない様子でした。
しかし、先生方や後輩である中学2年生に見守られながら、自分の気持ちを整えていく中で、「いよいよ卒業だ」という気持ちが強く芽生えたようでした。
そして、卒業式ではどの生徒たちも、凛とした姿で式にのぞんでいました。

式の後は教室に戻り、担任の先生やクラスの皆と中学生活最後の時間を過ごしました。
自分たちで作った卒業文集も配られ、お互いのメッセージやクラスのページに喜び、晴れやかな笑顔であふれていました。

4月からは自分たちの意志で高校へと進学します。
中学3年間の思い出と経験を胸に、さらに逞しく成長してほしいと思います。
ご卒業おめでとうございます。


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