6月5日は国際デーのひとつ「世界環境デー」でした。世界環境デーとは、環境保全について考える国際的な記念日です。今年度のテーマは「プラスチック問題の解決策」でした。
 ユネスコ委員会では、世界環境デーを祝うイベントとして、6月12日(月)から6月17日(土)を実践環境WEEKとし、様々なプログラムを実施しました。今回は、実施したプログラムの一部をご紹介します。

中高合同オンライン朝礼
6月5日は朝礼の時間を使って中高全クラスをZoomで繋ぎ、ユネスコ委員の生徒がプラスチック問題についてや、実践環境WEEKについて発表しました。はじめに、今すぐ取り組める活動として、「ペットボトルをREFUSEしよう」というメッセージを発信しました。次に、ユネスコ委員会が作成したCM動画のお披露目や、「プラスチック意識調査」のアンケートを行いました。
 この朝礼をきっかけに、全校生徒は実践環境WEEKの取り組みを理解し、プラスチック問題に向き合い始めることができました。
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さまざまな啓発活動
 プラスチック問題を多くの生徒に知ってもらうため、紙媒体、CM動画、WEBサイト、ポスターなど多様な角度から情報を発信しました。
 また、ユネスコ委員編集のNews letterを発行しました。世界環境デーに寄せた国連事務総長のメッセージ、校長先生インタビュー、プラスチックリサイクルの問題点、理科教員によるコラムなど、読みごたえのある内容でした。
 実践環境WEEKのCM動画も制作し、視覚的にわかりやすく、そしてキャッチーに全校生徒に今後の取り組みを紹介していました。
 イベントをお知らせするポスター、ペットボトルの「リフューズ」を促進するポスターも校内に貼り、積極的に活動に参加してもらうよう工夫していました。
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コンポスト作りワークショップ
コンポストとは英語でcompost=堆肥という意味です。家庭から出る⽣ごみや落ち葉、下⽔汚泥などの有機物を微⽣物の働きを活⽤して発酵・分解させて堆肥を作る取り組みをしました。
 はじめにコンポストについてのレクチャーを行い、その後、学校裏にコンポストを設置しました。新聞紙を敷き、枯葉や枯れ枝を入れ、土を入れ、ミミズを入れました。土いじりに生徒はわくわくしている様子でした。今後の変化が楽しみです。

実践エコツリー
カフェテリアに生徒の想いが詰まった、エコツリーが飾られました。これは、葉っぱの付箋に「これからの環境のために一人ひとりができる事」を書いて、木の絵に貼ったものです。青々と生い茂った葉っぱから、生徒の環境問題への意識の高さを視覚的に感じることができました。
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