ドローンレース世界選手権元日本代表の白石麻衣さん、ドローンレーサーの矢代さんを講師としてお招きし、ドローンを使った授業と講座が行われました。今回はその模様をご紹介します。
7月14日(金)、特別講座「ドローンプログラミングにチャレンジしてみよう!」が開講され、中学1年生から3年生の中で受講を希望した生徒が参加しました。
 まず初めに、生徒たちはドローンについての基本的な知識を教えていただきました。その後、本校の体育館へ移動し、実際にドローンを操縦しました。今回は操縦機の代わりにiPadを使いました。講師の方に操縦の仕組みや操縦方法を丁寧に教わってから、iPadの操縦とコントローラーの操縦を体験しました。
 ドローンを飛ばすことに慣れた後は、プログラムを組んで決められたコースを飛ばしてみました。初めは、思い描いた動きができずに悪戦苦闘していましたが、徐々に上手になり、最後は障害物の回避や、回転など、高度な技にもチャレンジすることができました。
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高校生の授業では体験だけではなく、制作活動としてドローンを活用しています。6月から高校2年生・3年生の教養コースの生徒を対象に、ドローンを使ったミュージックビデオの制作授業を行いました。音楽選択の生徒が講堂の舞台で演奏し、情報選択の生徒がドローンを使って撮影した後、動画編集を行いました。上空からの撮影や、スピード感のある撮影によって1100名を収容できる講堂の広々とした空間がより強調され、普通の視点で撮影するよりも魅力的に映っていました。まだ未完成ですが、素敵な動画になるのが楽しみです。
 ドローンは撮影だけでなく、物流や救助活動、農業や環境保護など、さまざまな分野で活用され始めています。未来の生活に革新をもたらす存在であり、これからも活躍の場が広がる分野です。ドローンの世界に触れた今回の経験を、生徒たちの今後の創造のヒントにしてくれたらと願っています。

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