本校では、教員による無料の夏期講座を実施しています。現在は、主に大学入試に向けた対策講座として日本史や数学、英語が行われています。非常に暑い中、生徒たちは目標に向けて必死に勉強しています。
英検講座も開講中です。今タームでは、英検準1級対策講座が開講されました。ハイレベルな講座ということもあり受講生は少数ですが、中学生も受講するなど積極的に勉強しています。
また、英語科のネイティブ教員と数学科の教員によるコラボ講座「Word Problems」というユニークな講座も開講されました。この講座は、数学の文章問題を英語で学び、最後には生徒達がオリジナルの文章問題を作るというものです。参加している生徒は苦戦しながらも楽しんで授業にのぞんでいました。数字を英語で伝える、といったことだけでも、かなり頭を働かせている様子でした。このようなコラボ講座を受講できるのも、長期休暇中の魅力の1つです。次回の冬の講座でも、また別の内容で英語と数学のコラボ講座を行う予定です。
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夏休みの2日間、本校にて、BizWorld Japanによる「会社経営シミュレーション授業」が開催され、中学生8人が参加しました。BizWorld Japanとは、アメリカシリコンバレーのNPO BizWorld.orgのインターナショナルパートナーです。今回は起業から販売までを仮想通貨を使って体験し、楽しく学ぶことができました。

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中学生向けのシミュレーション授業ではありますが、内容は本格的です。ビジネスの基本用語を学んだ後、チームごとに企業理念や経営方針をチームで確認し、資金集めからスタートしました。「銀行から融資を受けるには、事業内容を魅力的に説明しなくちゃ!」と、作戦会議は白熱していきます。チーム内でCEO、マーケティング、デザイン、財務といった仕事を自分たちで割り振り、それぞれの出番で責任を果たすべく奮闘していました。生産コストや店舗家賃、広告費、従業員の給与などを計算し、最後は商品である手作りのハガキをバザーで販売し、収支報告まで行いました。

 バザーは生徒たちの保護者にも参加していただき、大盛況となりました。「3枚セットの方が売れやすいんじゃない?」「貴重であることをアピールすれば、価格設定が高くても売れるかも」と、真剣な表情で販売計画に手直しを加えながら、商品を売り切ることができました。

 2日間の本格的な起業体験のなかで、参加した生徒たちは大きく成長したようです。普段は物静かな生徒も、プログラム中には「私はこっちを担当するね!」と、忙しくも楽しそうに活動する姿が非常に印象的でした。
 ビジネスの基礎知識だけでなく、客観的に分析したり、プレゼンテーションを行ったり、役割を分担し連携したり、広告やマーケティングの在り方について考えたり…と、多くのスキルや視点を得たようです。
 この貴重な経験をいかし、クラスやクラブ活動などでも活躍してほしいと思います!

こんにちは、実践女子学園です。

夏休みも精力的に活動しているダンス部より、合宿の様子が届きました。

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ダンス部では、7月29日から4泊5日の夏季合宿が行われました!

基本練習はもちろん、大会コンクール作品づくりなど、

朝から晩までダンス漬けの日々を過ごしました。

 

ダンス部より 夏休みの合宿!

 

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 7月13日(木)より夏期講座が開講しました。
 夏期講座は基本1日2時間×4日間を1タームとし、A・B・C・D・Y・Zの計6タームにわけて8月末まで開講されます。実践女子学園では、年間で140以上の講座がすべて無料で行われ、中学生では主要教科の補習を中心に基礎固めを行い、高校では入試対策講座など目的別の講座が開かれています。また、中高の所属にとらわれずに、自分の目標にあった英検講座も級別で開講しています。

 座学以外の講座がたくさんあることも魅力の1つです。Bタームで始まった「二酸化炭素の実験講座」では、ペットボトルロケットやドライアイスの寒剤の働きを利用したアイスキャンディー作りやなど、二酸化炭素のさまざまな性質を利用した実験を行いました。屋外でも実験を行い、生徒たちも大盛り上がりでした。

 Cタームでは、中1~中3の各学年で数学の「鬼計算」講座が始まりました。これは、計算力アップを目的とした講座で、前期に学習した内容を生徒たちは、一生懸命、鬼のように取り組んでいました。

 夏休みが始まり1週間が経過しようとしています。生徒たちには自分なりの学習計画をしっかりと立てて、今しかできないことにチャレンジし、充実した夏を過ごしてもらいたいと願っています。

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中学バスケットボール部から、6月・7月の活動報告が届きました。

渋谷区夏季選手権大会 第3位
 6~7月にかけて渋谷区夏季選手権大会が行われました。中学3年生にとっては、上の大会へとつながる最後の大会でしたが、結果は第3位でした。中学1年生、2年生もコートに立ち、一丸となって挑んでいきましたが、わずかに力及ばず、目標を達成することができませんでした。この世代は昨年以上に試合経験を積んできただけに、尚更残念な結果となってしまいました。しかし、選手全員が最後まで粘り強いプレーを披露し、一生懸命に取り組む姿勢を見せてくれました。
 今大会後、中学3年生は高校生の練習に合流し、更なるレベルアップを目指します。中学1年生、2年生は新体制の中で夏のトレーニングに臨みます。どちらも、次の目標に向かって精一杯、取り組んでくれると信じています。
 応援してくださった皆様方、本当にありがとうございました。

第10回JJ CUP大会(小学生の部)
 7月16日(日)に実践女子学園中学校を会場に、交流のある小学生チームをお招きして大会を開催しました。とても上手な小学生が多く、本校生徒たちも応戦すべく全力で取り組みました。小学生にとっても本校生徒にとっても、貴重な経験ができたと感じています。

「TOKYO DIME」クリニック
 6月より始まった「TOKYO DIME(東京ダイム)」選手によるクリニックの報告です。
 生徒達は週に1度、指導を受けています。本校入学後にバスケットボールをはじめた生徒もたくさんおりますので、バスケットの基礎基本からしっかり教えていただいています。
 ご指導いただくのは、現役Bリーガーや元日本代表の方々です。その世界のトップに触れる、所謂「一流」に触れる機会を逃すまいと、生徒たちは説明をしっかり聞き、理解していこうと努力しています。数ヶ月先の生徒たちの成長に期待します。

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7月1日(土)、1時間目の道徳の時間を利用して、中学2年生、3年生を対象とした「卒業生によるキャリア講演会」を開催しました。集まってくれた4名の卒業生は、中学時代や高校時代をどのように過ごしていたか、また、卒業後の現在について丁寧に、時に熱く後輩たちに向けて語ってくれました。
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 1人目は、現在、慶應義塾大学文学部の3年生の卒業生です。自身の大学での研究分野、活動を紹介した後、中学時代にどのような学校生活を過ごしたかを話してくれました。特に、中学1年生の時に赤点をとってしまったあと、苦手を克服するために学習方法を工夫したお話は、多くの生徒にとって興味をひくものでした。また、高校在籍時に進路をいつ、どのように決めたかも大きな参考になったようです。

 2人目は、早稲田大学先進理工学部3年生の卒業生です。学部によってキャンパスの雰囲気が大きく違うことなど、自分達の知らない大学生活のお話に、生徒達はとても関心を持ったようです。また、中学時代に行っていた科目ごとの学習方法のお話も、生徒たちにとって大変参考になる内容が多くありました。また、文系と理系の選択をどのように決めていったかも、中学生のうちから考えていかなければいけないこととして意識づけできたようです。

 3人目は早稲田大学政治経済学部2年生の卒業生です。大学で学んでいる学問についてや、将来のヴィジョンについて話してくださいました。また、中学3年生で大まかな進路を意識し始めて、具体的に大学進学を意識したのは高校2年生の頃であったこと、そして、進路設計には計画性が大事であるということが語られました。また、生徒達への具体的なアドバイスとして、日々の授業を大切にすることや常に疑問を持つということをお話してくれました。講演者自身も「中学生時代にやっておけばよかった」という思いも含めて語ってくれたので、生徒達にもその思いと取り組みの大切さについて伝わったようでした。

 4人目は立教大学文学部4年生の卒業生です。他の卒業生達と同じく、研究分野や中高時代の生活を具体的に紹介してくれました。特に、文系と理系の選択については、自分の興味関心はもちろん、自身の能力を考慮しながら冷静に選択をすることの大切さについて自身の経験を踏まえて語ってくれました。こうしたお話は、将来、生徒達が文理選択や進路を考える上でとても大切なことであり、生徒達自身も真剣な表情で聞き入っていました。また、中学時代に取り組むアドバイスとして、主体的に動くことや好きなことに熱中すること、そして、身近な大人から学べるものは学んでいこうということが挙げられました。
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 講演会を聴講した生徒の感想を紹介します。

・4人の先輩に共通していたのは「自分から動く」ということなので、私もそういうことを大切にしていきたいと思います。
・思っていることをすぐに行動に移せないので、先輩の行動力を見習いたいと思いました。
・勉強や試験勉強は計画性が大事だと思った。
・毎日の生活を先輩方は大切にしているとのことだった。勉強も部活も当たり前のことをしっかり意識していきたい。

 卒業生の皆さん、素敵な時間をありがとうございました!中学生の皆さんも、今できることをコツコツと積み上げて頑張っていきましょう!

修学旅行の事後学習で行った、調査結果についての発表会が6月24日(土)に行われました。
 2022年の後期から始まった修学旅行事前学習を経て、2023年の3月に修学旅行を行いました。事前学習で調べたことに対して、実際に各地の雰囲気を肌で感じることができ、その後の修学旅行事後学習につなげてきました。今回の発表会はその集大成といえるものです。

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 テーマは「修学旅行先が抱える社会問題」で、沖縄、シンガポール、ニュージーランドの各コースの修学旅行を通し、調べたことと現地で見てきたことをレポートにまとめ、発表しました。各クラスの発表を経て、選ばれた6人が一緒に学習してきた高校2年生と、これから学習し修学旅行を行う高校1年生の前で発表しました。

 各クラス代表の題目は以下の通りです。

沖縄
3組代表「沖縄の米軍基地問題について」
6組代表「沖縄が抱える犬問題」

シンガポール
2組代表「シンガポールでの空気汚染問題」
4組代表「シンガポールの教育問題」

ニュージーランド
1組代表「ニュージーランドの教育格差」
5組代表「ニュージーランドの最低賃金について」

今回は、「ニュージーランドの最低賃金について」を発表した生徒に感想などを聞いたので、紹介させていただきます。

今回のテーマに興味を持ったきっかけは何ですか?
 事前学習でニュージーランドは物価が高いと聞いていました。だから、アメリカや日本と比較してみたいと思いました。

実際にニュージーランドに行ってみてどうでしたか?
 事前学習で物価が高い知っていましたが、やはり高いと思いました。例えば、ファーストフードは日本ならば1,500円以内で食べられますが、ニュージーランドでは50ドルくらいでした。
※修学旅行時(2023年3月)NZD=約80円  50NZD=約4,000円

最低賃金についてはどうですか?
 学校で現地の先生たちが最低賃金の引き上げを求めてストライキを起こしていました。東京の最低時給は1,072円になりますが、ニュージーランドの平均時給は約1,940円でした。すでに十分に高いと思います。私は賃金を上げるより、物価を抑制する方が良いと思いましたが…。

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この活動を通しての感想は?
 まず、ニュージーランドのイメージがのどかで、羊と触れ合えるといったものでしたが、実際は都市化されていて、物価が高く驚きました。また、自分の意見に説得力を持たせるための資料探しに苦労しました。全体を通しては、非常に有意義で楽しく活動できました。

各発表者ともに現地の人々が抱えている問題を、日本や東京と比較し、それらの問題の解決に向けた取り組みの提案をしました。そして様々な成果を、実際に現地を見てきた経験を交えながら、これから事前学習を始める高校1年生に伝えることができました。

 中学2年生時より続いてきた「未来デザイン」の授業を終えて、これから高校2年生の学びは、各々の進路実現に向けての「キャリア学習」へと移行していきます。この修学旅行の経験が今後の進路選択、さらにその先のキャリア形成に繋がるきっかけとなればよいと考えています。

こんにちは、実践女子学園です。

4月に東京都高等学校ソフトテニス関東大会個人予選が行われ、

高3&高1のペアが6月5日に千葉県白子町で行われた

関東高等学校ソフトテニス選手権大会に出場しました!!!

4月の予選では、468ペアの中のベスト16になり、

8年ぶり6度目の関東大会出場を勝ち取りました。

関東大会出場をかけた決定戦では、格上の選手を相手に接戦の末、

明るく最後までやり切り勝利をもぎ取りました。

 

そして、6月上旬に関東大会が行われました。

 

【ソフトテニス部が関東大会に出場しました!】

 

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6月5日は国際デーのひとつ「世界環境デー」でした。世界環境デーとは、環境保全について考える国際的な記念日です。今年度のテーマは「プラスチック問題の解決策」でした。
 ユネスコ委員会では、世界環境デーを祝うイベントとして、6月12日(月)から6月17日(土)を実践環境WEEKとし、様々なプログラムを実施しました。今回は、実施したプログラムの一部をご紹介します。

中高合同オンライン朝礼
6月5日は朝礼の時間を使って中高全クラスをZoomで繋ぎ、ユネスコ委員の生徒がプラスチック問題についてや、実践環境WEEKについて発表しました。はじめに、今すぐ取り組める活動として、「ペットボトルをREFUSEしよう」というメッセージを発信しました。次に、ユネスコ委員会が作成したCM動画のお披露目や、「プラスチック意識調査」のアンケートを行いました。
 この朝礼をきっかけに、全校生徒は実践環境WEEKの取り組みを理解し、プラスチック問題に向き合い始めることができました。
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さまざまな啓発活動
 プラスチック問題を多くの生徒に知ってもらうため、紙媒体、CM動画、WEBサイト、ポスターなど多様な角度から情報を発信しました。
 また、ユネスコ委員編集のNews letterを発行しました。世界環境デーに寄せた国連事務総長のメッセージ、校長先生インタビュー、プラスチックリサイクルの問題点、理科教員によるコラムなど、読みごたえのある内容でした。
 実践環境WEEKのCM動画も制作し、視覚的にわかりやすく、そしてキャッチーに全校生徒に今後の取り組みを紹介していました。
 イベントをお知らせするポスター、ペットボトルの「リフューズ」を促進するポスターも校内に貼り、積極的に活動に参加してもらうよう工夫していました。
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コンポスト作りワークショップ
コンポストとは英語でcompost=堆肥という意味です。家庭から出る⽣ごみや落ち葉、下⽔汚泥などの有機物を微⽣物の働きを活⽤して発酵・分解させて堆肥を作る取り組みをしました。
 はじめにコンポストについてのレクチャーを行い、その後、学校裏にコンポストを設置しました。新聞紙を敷き、枯葉や枯れ枝を入れ、土を入れ、ミミズを入れました。土いじりに生徒はわくわくしている様子でした。今後の変化が楽しみです。

実践エコツリー
カフェテリアに生徒の想いが詰まった、エコツリーが飾られました。これは、葉っぱの付箋に「これからの環境のために一人ひとりができる事」を書いて、木の絵に貼ったものです。青々と生い茂った葉っぱから、生徒の環境問題への意識の高さを視覚的に感じることができました。
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7月6日(金)より前期期末試験が始まりました。

 期末試験は中間試験と異なり、中学・高校ともに、日曜日をはさんで7月10日(月)までの4日間となります。
 中間試験から約1ヶ月で迎える期末試験ですが、前回の試験での反省をいかしつつ、試験2週間ほど前から授業後や放課後に、何人もの生徒たちが職員室に質問にきており、計画的に学習している姿が見られました。
 粘り強くコツコツ頑張ってきた成果を、最後の一瞬まで、ぜひ発揮してほしいと思います。
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