「友達ができる入試」、「楽しい入試」そんな入試があるの?
2月1日に中等部の入学考査を実施しました。
本校は、「生活即教育」を重要な学びと考えており、学科の勉強はもちろんのこと、日々の生活や友人との関わりを通して多くの学びがあると考えております。そのため入学考査も学科試験だけでなく、グループで行う工作や体育の実技試験など、総合的な視点で考査を実施しています。工作や体育では、今日初めて会った人とどのようにコミュニケーションがとれるか、周りの人と協力できるかなど、限られた時間ではありますが一人ひとりの子供が持っている力を多方面から見る考査をしています。
考査は、朝7時30分から一日がかりで行い、昼ご飯は、受験者、父母、教員で1つのテーブルを囲み皆でいただきます。また、その時間には、受験者一人ひとりの自己紹介と試験の感想を聞き合います。受験生の感想の中には、「緊張していて不安だったが、工作の時間を通して皆と仲良くなれた」、「たくさん友人ができた」、「自由学園にまた来たい。」などが寄せられ、筆記試験だけでは得られない、出会いや学びの一日になりました。