3月4日から7日まで、3泊4日で高等科3年生は卒業前の研修として、宮城県石巻市にある十三浜に修養会に行ってきました。十三浜地区は、昨年9月の修養会でも視察に訪れた場所です

(修養会についてはこちらから)

 

追分温泉お礼状写真


今回は、山の中の温泉旅館に宿を取って、十三浜の沿岸部に支援活動に行きました。
この時期はワカメの収穫で大忙しだそうで、浜の漁師さん達の所にお邪魔して、お手伝いをさせて頂いたり、グループホームや保育所にお手伝いに行ったり、音楽演奏やタッピングタッチ実演で各場所を巡回するなど、各班に分かれて中2日間は活動を行いました。

 

 

メカブ取り作業 メカブをかじる

保育所絵本整理  

 

東日本大震災から2年が経とうとしている今でも、まだガレキが各地に残っていたり、仮設住宅での生活を余儀なくされていたりしますが、現地の方々は明るく私達を迎えて下さいました。

 

普段はなかなか目にすることのない漁業の現場でお手伝いをさせてもらうなど、貴重な体験をさせてもらいながら、第一次産業のあり方、その厳しさに思いを馳せた人もいましたし、また「支援」とは何か、現地の方々とつながっていくことだと考えた人もいました。

 

本校を卒業する前に、皆がこれまでに培ってきた良い力を発揮して、現地の方々と時と場所を一緒に過ごさせて頂き、喜んで頂けたことは、ありがたいことでした。東日本大震災の被災者の方々への支援の関わりは、これからも続いていきますが、何か物を渡す支援から、つながっていく支援へと、支援の形が変わっていくことを感じられた修養会でした。

 

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