自由学園では期末試験が終わっても毎日が学びの場です。
卒業年次にあたる中高3年生も、学年が終わるまで毎日登校します。
9日、本校の中等科の生徒各学年1名が、東久留米市国際友好クラブ主催の小中学校英語レシテーション・スピーチ大会に出場しました。
中学生の出場者は、東久留米市を始めとする近郊の市から20名が集まり、それぞれの出場者が選んだ詩やスピーチを発表しました。
本校からは、先日校内で行われたレシテーションコンテストの出場者の代表者が大会に臨み、1年生はLangston Hughesの”Dream”, ”My people”, “Youth”を、2年生はWilliam Wordsworthの”The Daffodils”を暗誦し、3年生はアメリカのドラマ”Glee”についてスピーチしました。
3人とも大会前は緊張した面持ちでしたが、生徒たちは「学内のレシテーションコンテストの方がずっと緊張したので、本番にはリラックスして臨めた」と振り返っていました。
1年生のM君が学年で3位、3年生のF君が2位に入賞し、2年生のF君は惜しくも入賞は逃しましたが、審査員の方からは「僅差で入賞はできなかったが、とてもきれいな英語だった、また来年も出場してください」と声をかけられました。
3名とも期末試験や「まとめ」の忙しい中、この大会のために一生懸命練習をした結果が表れました。
何より学外の生徒の英語の取り組みやレベルを知る良い機会になり、また刺激を受けたことが彼らにとって大きな収穫、学びになりました。
この経験をこれからの学びに活かしてくれることを願っています。