22日、修業式が行われました。
本校では月、学期、年度ごとにその期間毎日学校に来れた人たちを表彰し、お互いの健康を祝い、努力を讃えあいます。
中等科修了生には4名の3年間完全出席(皆勤賞)の生徒がおり、高等科修了生にも1名の6年間完全出席の生徒がおりました。
それぞれステージに上がり、学園長からメダルを渡されて笑顔を見せました。
寮があり、24時間を学びとする本校において、自分の力で生活しながら体調を崩さずに毎日登校することは骨の折れることです。
彼らにはその苦労を知る生徒たちから温かな拍手が贈られました。

そしていよいよ修了者の点呼が始まりました。
本校は小さな学校、全員が一人ひとりの名前や性格を知っています。
彼らの苦労と成長を思い、周囲の教員や生徒たちも静まり返って一人ひとりの点呼を見届けました。



壇上に上がった代表の生徒は、
『この学校で培った絆と経験を糧に、これからみなはばらばらになるが心を一つにして羽ばたいていきます!』
と熱い思いを語りました。

 

本校では、卒業生にこの学校をもう一つの家庭として、家族としていつでも心のどこかに残しておいて欲しいと願っています。
毎学期、長期休暇の前に学園長は生徒に向けてこう言って送り出します。

『いってらっしゃい!』

今日も発されたこの言葉に、修了生は万感の思いを込めて

『いってきます!』

と叫びました。

修了生の皆さん、私たちはいつでも『おかえり!』と言って迎えます。
そしていつでも君たちの家族として君たちのことを祈っています。
安心して社会に羽ばたいていってください!!

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