本校は寮がある学校で、中等科1年生から高等科3年生までの生徒が、「東天寮」とよばれる寮で共同生活をしています。本日は、寮の「食」に関することを考えている食改善委員会についてご紹介致します。
食改善委員会
係りの目的:東天寮内の食に関することの問題の改善
メンバー:中3から高3 約12名で行っています。
・朝食、夕食の際に残飯が出ないようにする。
食改善委員会では毎食後残量調査をしている。2012年度は特に汁ものが残らないように毎回の食事の際によびかをしました。「完食デー」といってある程度の残量が出てしまったらそれ以降は一週間は完食するまで食事は終わらないというアプローチをし、皆が与えられる食事に感謝し残さず食べることを実践しています。
・休日の食事への出席率の向上。
(休日は平日と異なり外出する人もいるので前もって食事に出席するかを確認した上で食数を確定している。しかし、食事を頼んでいるのに来ない人がいると、当然食事が余ってしまいます。そこで食改善委員会では、各部屋の名簿に食事を頼んだ人の印を付け、実際に食事にきたらチェックしている。
なかなか100パーセントにならないが、地道な呼びかけをすることで、徐々に残飯が減ってきている。
・新メニューを考える
寮の朝食は生徒が作るため、時間、技術の面から限られたメニューになってしまっていた。そこで食改善委員会は生徒でも作れそうなメニューを寮担当の調理師の方と相談し新しいメニューを導入した。
新メニュー
平日:チリコンカン、ビーフンソテー、カレースープご飯、鶏雑炊、ビーフスープなど
休日:チーズトースト、オープンサンド、鮭の塩焼きなど
・自炊の調理技術の向上
朝食は生徒が作っているが、上手に作れる人が作ったときは美味しく食べられるが経験が浅い人も中にはいるので食改善委員会のメンバーが調理指導に入り、美味しい朝食が食べられるように一年間サポートをした。
・食事つくり
各学期に1度、普段調理員の方に作っていただいている夕食を食改善のメンバーで作った。
(ハヤシライス・タコライス・恵方巻など)
・寮生の食事をHPにアップする。
寮生の食事を紹介するHP(さつき)にのせる写真を撮り、コメントを書いている。これによって父母の方にも寮生がどのような食事を食べているか見ていただいている。