タイトルの言葉は、高等科1年生が今日から行なっている宿泊学習の一日の振り返りで、
ある生徒が書いた言葉です。

高等科1年生は、内部進学生と高等科新入生との交わりの機会として
千葉県立東金青年の家に2泊3日宿泊し、
構成的グループエンカウンターの手法を取り入れたコミュニケーションのワークを軸に、
ウォークラリー、球技大会、野外炊飯など様々なアクティビティを行ないます。

新入生を迎える内部進学生も、これまで密に築いてきた学年の関係が壊れることを恐れ、
最初は構えています。
そんななかに入っていく新入生の不安も、当然のことです。
両者が気負わずに関わっていくために、近年、入学後1週間を待たずにこのような宿泊学習を取り入れています。

ワークのなかでは、両者をごちゃまぜにしたグループを作り、
お互いの話を聴いたり、ほかのひとに友だちを紹介するなどの体験を重ねました。

 

冒頭の振り返りにはほかにもこんな感想がありました。

「今まではみんなとなじめていなかったけどこの時間でたくさん話していろんな人を知ることができた。」
「自分だけこう考えているのではないかという不安が緩和された。」
「人間関係が変わった気がする。」
「いろんな人に興味がわいてきた。自分がはつらつとしていた。」
「話す場が設けられていることに最初は抵抗があったが実際に行なうと安心して自分を出すことができた。」
「関係を深くするには時間が足りなかった。」

「新入生にまだ違和感があって素の自分でぶつかるのができなかった。」
などなど。

15才、16才の男子高校生が照れずに友や自分と向き合っています。
そのなかで何らかの手ごたえを感じたり新たな気づきを得ることができたようです。

明日も濃い体験を通して学年が成長していってほしいと願っています。

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