本校は寮がある学校で、約半数の生徒が東天寮と呼ばれる寮で生活を送っています。
本日は、新入生の洗濯実習についてご紹介いたします。(寮についてはこちらから)
東天寮生は自分の洗濯物はもちろん自分で洗っていますが、新入生は1年間、全自動洗濯機を使わずに、たらいと洗濯板で洗います。
入学したばかりの新入生は昨年1年間手洗をしてきた2年生に洗濯のやり方を教えてもらいました。
寮の食堂に集まり2年生の衣の係の2人から開襟シャツと靴下の洗い方を実演指導してもらいました。その後洗濯場に移動し、新入生1人に2年生が1人のマンツーマンで洗剤の量、水の温度、洗濯は汚れの少ないものから洗い、最後に靴下を洗うというようなことや襟の部分の洗い方、脱水の仕方、干し方など丁寧に教えてもらい初めての手洗いによる洗濯に挑戦しました。(衣の係についてはこちらから)
入学式できた開襟シャツもきれいに洗いあがりました。自分で洗ってきれいになったシャツを見てみんな満足そうです。
慣れない手つきの1年生を教える2年生はちょっと誇らしげにとてもやさしく洗濯の仕方を教え、1,2年の間で暖かな交流があちこちで生まれていました。
手で洗うのはめんどくさいという人もいますが、やはり、手洗いのほうが汚れがよく落ち、きれいになるので洗濯機を使えるようになっても靴下だけは手洗いをしているという上級生もいます。めんどくさいなぁという気持ちに負けずこれから1年間頑張ってください。