本校では、自分の思いや体験した出来事を文章にしてみなの前で発表する機会を大切にしています。
そのような場を多く経験することで、大勢の前にあっても自分の思いを臆せずに発信していく力、
人に聴いてもらうための文章を作ることで考えを整理していく力を身につけていってほしいと願っています。
(本校のコミュニケーション教育についてはこちらから)
本校では、生徒一人ひとりが全員の前で、「夏休み報告書」を朗読します。
各々過ごした夏休みの様子を、ある人は事細かに、ある人はユーモラスにまとめ、みなで聴きあいます。
今日は中等科1・2年生の生徒全員が2時間かけて朗読しました。
なかにはなかなか大きな声が出せずに下を向いてもごもごと読んでいる生徒もおりましたが、その時は最後列に座っている高等科3年生が、ときには教員より先に「ちょっと声が小さいよ。」「後ろまで聞こえないよ。」などと声をかけていました。
生徒の楽しい夏のエピソードに対し、会場が笑いに包まれる場面が多くあり、皆で楽しい時間を共有することが出来きました。また、つっかえつっかえ読む生徒に対しても、みなが辛抱強く聴いてました。