特別講師の森憲一さんをお招きし、高等科2年生が情報の時間に企業経営について学びました。
現在、高等科2年生は夏休みに行うオープンスク-ルの企画運営に携わっており、どのような内容を盛り込めば有効的な企画ができるかを森さんの指導のもと考えました。

 

森さんのお話の内容は、どのようにしたら、オープンスクールに来園してくれた人が男子部に入学してくれるかを考えようというものでした。
過去三年間のオープスクール参加者の入学率を皆に示し、更なる入学率向上を目指すには、どのようにすれば良いかを皆に問いかました。
経営コンサルタントである森さんは、「達成できそうな小さな目標を立てるのではなく、大きな目標を掲げ、それを達成するために企画を考え過程を丁寧に行うことが重要である。」とおっしゃられ、今までの2倍の入学率になるような企画を考えようと生徒に投げかけました。

一人一人思いつく企画を紙に書き出し、その後グループごとでディスカッションをしました。

森さんは「できるかできないかは後で考えれば良い。突拍子もないことでもいいからどんどんアイデアをだそう」としきりに生徒たちに呼びかけました。

また、「ただ楽しい企画を考えればよいのではなく、大事なことは、正しい目的に添ったことであり、どれだけ学校の魅力を伝えられるかがポイントです」とアドバイスをしてくださいました。 
その後、グループごとで出た意見を代表者が発表し、皆のアイデアを、ホワイトボードに書き出していきました。「来てくれた子供に楽しんでもらうためにバーベキューをしたい」、「来場する父母の方にも男子部の魅力を知ってもらうために、生徒が父母と話す機会を設ける」など様々な意見が出ました。
森さんは、「広報活動や企業経営において一番大切なことは、目的を明確することです。次に大切なことは、その目的を達成するために目標を決め、その目標を達成するために考えて行動することです」とおしゃいました。
高等科2年生にとっては、レベルの高いお話でしたが、生徒皆が真摯に取り組むことができ良い学びとなりました。

 

 

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