政治経済の学びとして、高等科3年生が裁判所や国会議事堂に見学に行きました。

地下鉄桜田門を下車し、午前中は高等裁判所を傍聴しました。窃盗、強盗、薬物、わいせつ罪という厳しい現実が身近で起こっていること、しかもそれほど年齢も変わらない人たちが被告人となっていることは、生徒たちにショックを与えたようでした。生徒の中には「被告人の涙が印象的だった」「実際の裁判を傍聴して心が痛くなった」という感想があり、彼らの知らない社会について知り、学び、考えさせられる非常に深いものとなりました。

裁判所の食堂で昼食をとった後、午後からは国会議事堂に移り、衆議院本会議場を見学しました。蒸し暑く大変でしたが、これまで都心に行くことがなかった地方出身の生徒たち、また普段寮生活を送っている彼らにとっては、新鮮な都心見学ともなりました。

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