7月5日、高等科3年生を対象に詩人の谷川俊太郎さん・息子で音楽家の谷川賢作さんによる特別授業が行われました。
授業は、「かっぱ」「男の子のマーチ」「生きる」などの代表作を、賢作さんによる伴奏と共に、
俊太郎さんご自身が朗読してくださるという贅沢なものでした。

IMG_0570 - コピー IMG_0564

また高等科3年生が黒板に自分が作った詩を板書すると、俊太郎さんは、一つ一つに丁寧にコメントをして下さいました。

IMG_0599IMG_0614

さらに、全学年が集う昼食の時間にも、俊太郎さんは代表作の「くり返す」「大小」「ひとりぼっち」や新作『こころ』の中から「靴のこころ」「問いに答えて」を朗読してくださり、
賢作さんは男子部生徒への応援メッセージと共に、ピアノでビートルズの「ヘイジュード」を熱演してくださいました。
昼食の後、生徒の一人が「3年前の国語の授業で意見が分かれ謎のままになっていた俊太郎さんの詩の解釈、どっちなんでしょう」と質問に来ました。
俊太郎さんからは、「読む人が想像をふくらませて読んでくれればどっちでもいいんですよ。詩の読み方に正解はないんですよ」というお返事をいただきました。
生徒たちにとってまたとない貴重な一日となりました。

IMG_4267 IMG_4241

ページ
TOP