高等科1年生は一昨日から3泊4日で学校寮(「東天寮」)に宿泊し、地域の福祉施設等でのボランティア体験を行ないます。
これは学年ごとで行なわれる「修養会」と呼ばれる宿泊学習の一環で、
中等科は自然のなかでの学び、
高等科は社会に触れる学びの機会と位置づけ、
教科を超えて多くの体験を行ないます。
(修養会についてはこちらから)

初日の事前指導を終えたあとは、小さいお子さんの施設、障がいを持った方々の施設、高齢者の方々の施設のなかから、自分たちが関心のある分野を選び、それぞれのグループごとに活動をしています。
夏祭りのお手伝いをしたグループ、高齢者の方々のお話し相手をしたグループ、施設中の車椅子を洗ったグループ、小さいお子さんの運動遊びをお手伝いしたグループなど、それぞれが得難い体験をさせていただくことができました。

  

夕食後のミーティングでは「スタッフの方に助けてもらわないと何もできなかった。」「ありがとうと言われると嬉しかった。」「お客様や利用者に見えている範囲と、それを裏で準備しているスタッフに見えている範囲はぜんぜん違うと感じた。」というような感想が得られ、働くことの難しさややりがいについて考えを深める機会にもなりました。

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