学業報告会で「自治」教育のあり方について検討、発表する高1~3年生の縦割りグループが発足しました。
先日は日本教育大学院大学の学長でいらっしゃる熊平美香先生のもとを訪ね、問題発見・解決のための「システム思考」を学ぶワークショップをしていただきました。
本日は海陽学園(海陽中等教育学校)から篠崎高雅先生をお招きして、「次代のリーダー育成」を掲げる中高一貫全寮制の男子校である海陽学園の教育について教えていただきました。
篠崎先生は海陽学園の創立当初から4年間「ハウスマスター」として同校の寮で生徒たちと密接に関わって来られた方です。
同じ「寮のある学校」でありながら違った形態の寮を持つ同校の教育に触れることで、
自分たちの学校について考えを深める機会になればと考え、お願いをしたところ、快く遠方からお越しくださりました。
生徒たちは100分間途切れることなく矢継ぎ早に質問を重ねましたが、篠崎先生はそのひとつひとつに丁寧に答えてくださりました。
最後に先生からは「一見閉鎖的に見える寮だからこそ得られる経験がある。外の世界に目を向けるだけでなく自分たちの学びのOpportunityを大切にしてほしい。」と温かい励ましを頂戴しました。
他校の教育理念や学びのシステムに触れ、知見を広めることができただけでなく、自分たちがこの学校で学ぶ意味について深く考える機会をいただきました。
篠崎先生にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。