自由学園男子部は、期末試験後も試験休みは取りません。
生徒たちは毎日登校し、学びを深めます。

本校では創立以来、自然に、そして生命に触れる教育が重視されてきました。
現在、授業では「産業」という時間があり、畑・果樹・養豚・養魚・きのこの5つのグループに分かれて
意欲的に生命を育てています。生産物は、昼食の食材として食卓に上がります。

「養豚」では、中等科3年生の係と中等科1年生全員が校内で豚を育てています。
昨年9月から大切に育ててきた豚2頭を、3月7日に出荷しました。

今日は中等科3年の係の生徒が、精肉店の方の指導を受けながら挽肉にする作業を行ないました。

(本日の取り組みはこちらから)
この挽肉と、精肉店で切り分けられたロースやこま切れ肉は、来週以降、
初等部(小学校)から
最高学部(大学部)までの食卓にのぼる予定です。

単にかわいがるだけでなく、育てて食すところまでの学びは、厳しさも伴いますが、
生命に触れる機会は、生徒たちが人間的に成長していくうえで欠かせないものです。

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