中等科1年生が廊下で食い入るようにある冊子を読んでいました。
「東天寮だより」とは、高等科3年の生徒数名が毎年発行している冊子で、
内容は、登山や体操会などの行事や寮での生活の様子、音楽、スポーツ、映画、ファションなど様々です。
季節やその年の高3の生徒によって内容も変わります。
1年生が読んでいたのは、過去に発行された「東天寮だより」でした。
そこには現在寮で室長をしている高3の生徒が中等科だった頃の写真や文章などが掲載されていました。
1年生は 「~~くん顔が違う。」、「~~くんにもこんな時代があったのか」
などの感想を口にしながら 皆で楽しげな様子でした。
「東天寮だより」は、企画から、紙の発注、印刷、製本にいたるまですべて生徒の手で作られます。
締切が迫ると日常生活との両立は大変ですが、高3の生徒の努力とユニークなアイデアが、全校生徒に楽しいひと時を提供してくれます。