本校は1学年1クラスの小さな学校です。
すでに73回生までが高等科を修了していますが、卒業生の数は3000人にも足りません。
しかし、卒業生は多方面で広く活躍されています。また、卒業生のうち約30人に1人は海外でお仕事をされています。
元旦の本日、新年を祝う「新年礼拝」に海外でお仕事をされている卒業生をお招きしました。
世界的な自動車部品メーカーにお勤めの大橋さん(本校55回生)です。
大橋さんは海外での赴任歴や豊富な渡航経験をもとに、「海外に飛び出そう!」と題して在校生や父母を前に熱いスピーチをしてくださいました。
「刻々と変化している世の中にあって、既存の常識や現状にとどまろうとするのではなく、積極的に新しい環境に身をおいて自分を成長させて行く姿勢が求められている。学園でのコミュニケーションや係りなどの仕事を積極的に行なうこと、学科の学びにまじめに取り組むことは社会に出たときに活きる。知恵と知識とを両輪として、そこに自身の経験を重ねてほしい。」と、力強く温かな激励に満ちたお話でした。
なおかつ、ご自身が海外で働くことを夢見たきっかけとしては、本校中等科入学当時に、海外在住などで英語が堪能な同級生がお2人いらっしゃったことを取り上げ、海外勤務になってからも卒業生のネットワークにサポートされたエピソードも語ってくださり、在校生にとっては大きな励みになるお話しでした。
新年礼拝には初等部から最高学部までの生徒有志が参加しており、貴重なお話しを伺う経験となりました。
この場を借りて御礼申し上げます。