本校では、中等科3年生になると「産業」と呼ばれる授業があり、養豚、養魚、畑、果樹、のグループに分かれて
意欲的に生命を育てています。生産物は、昼食の食材として食卓にも上がります。
本日は、果樹グループと養魚グループの活動を紹介します。
【果樹グループ】
果樹グループが、先週収穫した甘夏でマーマレードジャムを作りました。
一つひとつ丁寧に洗い、皮を薄く切り、果肉と合わせて鍋で煮詰めていきました。
作成したジャムは滅菌処理したビンに詰め、今週末に行なわれた父母会(保護者会)で販売しました。
大変好評ですぐに完売となりました。
【養魚グループ】
養魚グループはニジマスの燻製作りの下準備を行いました。
養魚グループは、ニジマスの稚魚を買い、今まで大切に育ててきました。
今回は、30匹のニジマスをさばき、塩漬けにしました。
魚をさばく際には、「ごめんよ」と漏らす生徒もおり、生命の大切さについて考えました。
塩漬けにしたニジマスは、一日寝かせたあと燻製にして、
こちらも先週末に行われた父母会(保護者会)で販売しました。
もちろんすぐに完売となりました。
生徒たちは、自分たちで作物を育て、調理し、実際に食べる経験をします。
育てるところから食べるところまで全ての行程を自分たちの手で行うことで、生命の大切さを学んでいます。