本日、6期委員から2014年度1期委員へと委員会が引き継がれる「更迭式」が行われました。

(本校の委員についてはこちら、先日行われた選挙の様子についてはこちらから)

今回の「更迭式」をもって、委員長と寮長の重責は、高等科3年生から、高等科2年生へと引き継がれます。

学校での生活や寮での生活も、これまで3年生が先頭に立っていましたが、これも2年生が中心になります。

選挙によって選出された新旧委員は全校生徒の前で抱負と感想を述べます。多くの場合それは全校生徒に向けて力強い、心からの呼びかけや訴えかけになります。

新委員長は「今期の目標は『心から』、男子部全員で新入生を迎えよう」と呼びかけました。

新旧の委員長・副委員長・寮長のコメントを以下に紹介します。

旧委員長

「僕たち高等科3年生は、年間を通じての目標は掲げてこなかったが、強いて言うならば、『自分を治める』ことを伝えてきた。この学校の自治は、自分のできることをすること、またその域を広げていくこと。広げていくことは誰にでもできるはずのこと。甘えずに、ただ生きるのはなく、よく生きる人になってほしい。」

この生徒は1期間を通じて『自分自身で考えて行動してほしい。選択肢があるときにどちらを選ぶか、つねに考え続けてほしい。』と訴え続けてきました。

旧副委員長

「完璧な社会がないように、完璧な男子部もない。ただ、一人ひとりが意識をして生活すれば、向上していく社会になる。あきらめず、あせらず、自分のできることをしてください。自分で考えて行動してください。」

旧寮長

「あまり全体に呼びかけてこなかったことを後悔している。寮長が自分で良かったのか疑問だが、このような機会を与えてもらい、感謝している。寮をつくっているのは寮長ではなく、君たち自身です。」

新委員長

「この学校に入学した以上、この学校をよくしていく責任と権利が一人ひとりに与えられている。にもかかわらず現状は、生徒にとって都合の良い場になっていないか。周囲に注意をする人が減ってきている。目の前の生活に本気で取り組んでほしい。今期の目標は『心から』、男子部全員で新入生を迎えよう。」

新副委員長

「誰かがやってくれる、と思って甘えていることがないか。その『誰か』が自分であるという覚悟をもって生活してほしい。」

新寮長

「新しい家族(=新入生)を迎える寮は、一人一人の心で決まる。優しさと笑いのある温かい家庭のような寮にしましょう。」

 

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