本日、本校の講堂において、詩人の谷川俊太郎さんと作曲家の谷川賢作さんによる「詩と音楽のコンサート」が自由学園協力会の主催で開催されました。
中高全学年の生徒のほか、700枚の一般向けチケットもあっというまに完売し、雨天にもかかわらず会場は2階席まで埋めつくされました。
「家族」をテーマにした詩の朗読とピアノの演奏と歌の合間には、親子ならではの息の合った軽妙なトークの掛け合いがあり、会場は盛り上がりました。
俊太郎さんは0歳から100歳までの読者を持ちたいと話され、0歳児の心境でつづられた詩『生まれたよ、ぼく』もご披露くださいました。
後半の組曲『家族の肖像』ではピアノの伴奏に乗せて、どんな家族でも遭遇するような日常の様々な場面を切り取った詩を朗読されました。
アンコールでは俊太郎さんが『生きる』を朗読され、賢作さんは福島県の被災地を応援する、和製ロックの曲を力強く演奏してくださいました。
生徒たちにとってまたとない『ほんものに触れる』学びの機会となりました。
谷川俊太郎さん、谷川賢作さん、この催しをご準備くださいました自由学園協力会の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。