『ぼくは東天寮に恋をした』
50日の任期を終えた、寮長(高等科3年生)の言葉です。

「4年前の寮長が『東天寮に恋をした』と言っていたが、同じような心境。
ぼくは東天寮に恋をした。
人を楽しませる、喜ばせる人は幸せな人。人を傷つける人は不幸な人。
厳しいルールを守って生活するのも大切だが、優しい温かみも大切。
病気や悲しみと同じように笑いや上機嫌も伝染するもの。
寮がこれからもそのようなところであってほしい。」

150名の中高生が、親元を離れ、自らを鍛えようと心に決めて入寮する『東天寮』

その責任を担う寮長は、寮生一人ひとりを家族のように感じるまでに成長していきます。

50日間ごとに委員は交代し、今週から今年度3人目の寮長が就任しました。
彼は、いままで数百人の寮長が守ってきた寮を自分も寮長として守ることの不安と決意を次のように述べました。

「リーダーは盲目。責任が視野を狭くさせ、新しく変えることが怖くなる。
やりたいことは自分でやろう。変えたいことは自分で変えよう。
ぼくたちは入学したときからその責任を担っている。」

24時間の関わりによって人が育つ場所。
それが自由学園男子部の東天寮です。

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