本校の感性教育は「ほんものに触れる」ことを大切にしています。

体操も美術も音楽も、得意も苦手も関係なく全員で育み、全員で表現することで、生徒一人ひとりのなかに確かな感性を身につけさせることができると、考えています。

音楽教育の集大成として、4年に一度、東京芸術劇場で行なわれる「音楽会」はその最たるものです。

小学生から大学部にいたるまで全校生徒が、プロの演奏家のコンサートで使用するステージに立ち、2000人のお客様の前で1年間、あるいはそれ以上かけて練習を積んできた楽曲を披露します。

今年度のテーマは「祈り」。宗教曲など、解釈が簡単ではない曲を前に、苦しんだり投げ出したくなることもありました。

生徒も教員も一生懸命に向き合い続け、当日の発表を迎えました。

(当日の様子はこちらから)

終了後には感極まって涙を流す生徒の姿もありました。ずっとずっと「いやだ」と言ってきた生徒が、「音楽会、よかったです!」と活き活きした表情を見せてくれたこともありました。

苦しんで苦しんで乗り越えた先の感動や学び、本校だからこそできうる「ほんものの学び」です。

  

 

 

 

 

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