本校では、埼玉県飯能市にある名栗の造林地で植林作業や山道整備を行ないます。

高等科2年生が前半、後半の二つのグループに分かれ、10月15日から19日、10月22日から26日の各日程で埼玉県名栗村の学校林で植林体験を行いました。

【前半グループの活動】
前半グループは、間伐材の運び出しや林道の整備を行い、小屋周辺の整備として入口に軒の作成、台所となる小屋の柱を立てるなど、大自然のなかで力一杯働くことができました。伝統的に「西川材」で有名なこの地方で製材の勉強もできました。
さらに名栗小学校を訪れて小学生に植林活動を伝える活動も行いました。
今回は窯でご飯を炊きましたので焦げてしまうこともありましたが、協力して生活できたことはよい経験になりました。

 

【後半グループの活動】
後半グループは、間伐材の運び出しと同時に、林道の整備として沢を渡る橋の建設を行ないました。
7mほどの間伐材を沢の上から降ろしたあと、かすがいを使って組み合わせ、表面を削って滑らないようにしました。
また、道の路肩や土砂崩れの部分も杭を打って固めました。
小屋の周辺では台所が整備されました。
今までは屋根のないところで炊事をしていたのですが、水周りと窯がひとつにまとまり、ビニールシートですが屋根もできたのでとても便利になりました。
 

 

体験学習から帰ってきた生徒の表情からは、疲れのなかにも充実した体験だったことが見て取れました。

 

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