本校の正面には大きな芝生があり、生徒が管理していますが、
体育館の前には土がむき出しの部分が残されていました。
先日から、幾人かの生徒が中心となって、その場所を芝生にする取り組みを始めています。
雑草を抜く作業から始め、小石を拾い、束になった重い芝生を運びました。
そして高等科2年生が指示を出して、芝生を一枚一枚に植えていきました。
中等科1年生や2年生も率先して力を出しています。
この日はお天気にも恵まれ、生徒たちは汗を流しながら熱心に取り組みました。
最後には自分たちで植えた芝生を見て、
「やっぱり緑はいいなあ」と満足そうに作業を振り返っていました。
このように、広大なキャンパス全てが生徒たちの学びの場です。
彼らは「自治区域」と呼ばれる受け持ちの場所を持っていて、その場所の清掃や改善の責任を預かっています。
さまざまな場面から問題を発見し、協力してその問題を解決していく力を、生活のなかからも養っています。
(自治区域の取り組みはこちらから)