本校では、いのちに触れる学びとして「産業」という授業を行なっています。
「産業」は中2・中3で行なわれ、豚や魚の飼育、畑などのグループに分かれて活動します。
生産品の販売から収支計算まで含んだ、総合的な学びの時間として大切にしています。
(産業の取り組みは
こちらから)

6月27日、2頭の豚を出荷しました。
この豚は3月下旬に入荷したものです。
(入荷の様子はこちらから)

その日から4ヶ月間、中等科1年生と中等科3年生の養豚グループの生徒が
毎日豚舎掃除と餌やりを行ない、育ててきました。

毎回の出荷はこれまで業者の方に依頼していましたが、
今回は生徒と教員
で、と場まで運びました。

トラックの荷台に鉄の棒で柵を作り、慎重にトラックの荷台に載せました。
初の試みでしたが、無事に業者の方に引き渡すことができました。
 

今週土曜日には、生徒たちが精肉店の方のご指導のもと、挽肉にする作業を行ない、
学期末には、初等部(小学校)から最高学部(大学部)までの食卓にのぼる予定です。

単にかわいがるだけでなく、育てて食すところまでの学びは、厳しさも伴いますが、
生命に触れる機会は、生徒たちが人間的に成長していくうえで欠かせないものです。

自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日にオープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。


 

 

 

 

 

 

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