自由学園は「たましい」を育む場として「礼拝」を毎日行なっています。
教職員や生徒は、クリスチャンの者もそうでない者もいますが、
みなが「目に見えない存在」に心を向け、自分自身を見つめる機会としてほしいと願っています。
(続きは
こちらから)

今日は、週に一度行なわれる、生徒による礼拝でした。
礼拝の司会者は、委員長のS君で、今期の目標の「自発」について次のように語りました。

「生活する中では、楽しい時とつまらない時がある。
僕は、勉強や掃除などを他人から強制された時、つまらないと感じる。
なぜなら、そこに自分の意思はなく、その場しのぎになってしまうからだ。
しかし自発的に取り組んだ時には、たくさんのことが得られ、楽しいと感じることができる。
皆も生活の色々な場面で自発的にチャレンジしてほしい。
意見や困っていることは声に出してほしい。
僕は今期、男子部生の自発的なチャレンジをサポートしていきたい」

礼拝の最後には、皆で声を合わせて次の聖句を読みました。

「現在の苦しみは、将来のわたしたちに表されるはずの栄光に比べると、取るに足りないとわたしは思います。」
(ローマ信徒への手紙8章18節)

S君の短くも力強い言葉が、黒板に貼りだされた「自発」という大きな字、困難のなかにも希望を見出せる聖句と相まって、
皆の心に訴えかけてくる礼拝となりました。

  

自由学園男子部中等科・高等科では、7月15・16日にオープンスクールを開催します。
それぞれ、前日夕方から学校寮(東天寮)での宿泊体験も同時に受け付けております。

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