期末試験最終日、1学期に行なったスポーツテスト(新体力テスト)優秀者の表彰と講評を行ないました。
各学年やクラブ、実施種目ごとの傾向と優秀者を報告し、体育科主任が壇上で表彰しました。
生活習慣のアンケートでは、「夢中になるものがある」と答えた本校の生徒が全国平均よりも多いこと、
それと比例していらいらしたり疲れたりしているという数値も上がっていることが報告されました。
その結果からは、いらいらや疲れの原因が、自分が頑張っていることによって起きていることを理解して
受容することが大切、とのメッセージを読み解くことができました。
また、学年が上がるごとに体格や体力に自信が持てるようになる、というアンケート結果も報告され、
身体の小さな低学年の生徒も嬉しそうに聞いていました。
ハワード・ガードナー博士の提唱されたマルティプル・インテリジェンス理論によれば、
人間は生まれつき次のような8つの知能を持って生まれると言います。
- 言語的知能 Linguistic intelligence (word smart)
- 数学的・論理的知能 Logical-mathematical intelligence
(number/reasoning smart) - 空間的・視覚的知能 Spatial intelligence (picture smart)
- 身体的・運動的知能 Bodily-Kinesthetic Intelligence(body smart)
- リズム・音楽的知能 Musical intelligence (music smart)
- 対人関係の知能 Interpersonal intelligence (people smart)
- 内観の知能 Intrapersonal Intelligence (self smart)
- 自然・環境の知能 Natural-Environmental intelligence (nature smart)
身体的・運動的知能も、対人関係の知能も、従来学校教育で重視されてきた言語的、数学的知能と
同じようにその人を形作っている知の一部分と考えることができます。
生徒の多様な可能性に目を向けて、みなが輝ける学校でありたい。
私たちはそう考えて、様々な取り組みを行なっています。