自由学園では、期末試験が終了しても試験休みはありません。
終業式までの毎日を学びの機会ととらえ、全員が登校してさまざまな取組みを行ないます。

19日にはクリスマスを祝う学校行事として、
全校でクリスマス音楽会を行ないました!
この日のために練習をつんだブラスバンド、弦楽オーケストラ、男子部・女子部全生徒での歌唱と、
迫力ある会となりました。
この会の演奏者を見ると、手前味噌ながら、
改めて本校が大切にしている「生徒の多様な可能性を大切にする」教育、
そしてそのためにこそ「全員で取り組む」教育が息づいていることを思わされます。

弦楽オーケストラのコンバスを務めた高3のN君の顔には生々しい擦り傷が‥
じつは前日、学年対抗のラグビーで選抜チームの一員として活躍していたのです。
N君はほかにも学園の自然環境に興味を持ち、自主グループで河川の管理に取り組んでいます。

同じく弦楽オーケストラでチェロを弾く高1のT君はテニス部期待のホープ。
チェロのケースとラケットケースを一緒に担いで毎日登下校しています。

ブラスバンドでフルートを演奏する高2のM君は、今年の夏からサッカー部の主将を務めています。
ディフェンスの要として泥臭くプレーする姿は、ステージの姿からは想像ができません。

見渡せば、コーラスを最前列で歌っている生徒達も、昨日はグラウンドでぶつかりあった敵同士。
どんな行事にも教科にも全員参加で取り組むからこそ、
一人ひとりが様々なところで自分の可能性を広げています。

音楽会の最後は、綿々と毎年歌い継がれてきたハレルヤの合唱。
観客の父母、卒業生も自然と立ちあがり、誇り高き伝統と未来へ続く可能性を秘めた歌声に聞き入っていらっしゃいました。

生活即教育、24時間全ての生活が学びである。

本校はその理念を掲げて創立91年目を迎えました。

 

自由学園男子部では冬休み中も毎日学校見学、入試相談を受け付けております。
ぜひ一度、本校のキャンパスにお越しください。
(お問い合わせ、申し込みはこちらから)

 

ページ
TOP