今日は、自由の森学園がどんなところか、というだけでなく、算数・数学の授業がどんな思いでつくられているのか、学園で数学の授業を担当している人たちから、今日集まってくれた人たちに、「こういう数学はどう?」という大きな問いを投げかける、「数学三昧」の1日でした。


小学生の「算数の授業」


中学生の「数学の授業」

今回は、小学生クラス・中学生クラスで、それぞれ「図形」の考えがどう生まれてきたのか、あるいはどう教わってきたかを、確かめる時間になったのではないかなと思います。

  ものの形から知を得ること
  自由の森学園の授業って、いったいなんなんだろう?

これは私自身が自分に立てる問いでもあります。


ピンを打ちます

「図形とは?」にいろいろな発見を経験した後に、理解することと違う頭の使い方をするために外に出たり、そもそも算数と数学とどう異なるのかの土台をこしらえるためにマジックの技法を使った数のしくみを解明したり、わかった! わからんー! の 両極端の思いを間近で聴かせてもらったり。こういう反応が、授業をおもしろくします。

ラインを石灰でなぞり、ナスカの地上絵のひとつである、「ハチドリ」を完成させました。

午後の最終の場面は「ナスカの地上絵」をどうやって描くのか、ということ。取り扱った授業内容で知ったことを、自分たちで実践するわけです。
計量してピンを打つのは、ほんとうにむずかしい。だけど、それをなぞっていくことは、誰かの知恵の蓄積のおかげで、楽しくなるのです。

今回協力をしていただいたのは1期生で、映像の仕事をしている田高さん。ドローンでの空撮をしてくれました。

動画の編集にある程度の時間がかかりますので、完成した後に、このページにてご案内します。

なかの。

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