無理だろうと思いつつも、自宅から車を走らせていると、時折雲の合間から太陽が顔を出しています。地域の小学生でしょう。だいぶ早い時間なのに登校する姿がちらほら。

自由の森に着くころにはすでに日食が始まっていました。
グランドに行ってみると寮生をはじめたくさんの生徒が集まって、日食グラスで見ているところでした。(当初予定していたバスでは乗り切れず、増発したと後から聞きました。)

体育館の壁やアスファルトには、木漏れ日が三日月形になったりリング状になったりで不思議です。
グランドは暗くなると感じるほどではありませんでしたが、太陽の光が弱まったせいか、生徒たちは口々に寒くなったと言っていました。
自由の森で金環食が見られるのは、たぶん生きている間には無いようなので、貴重な体験でした。

鬼沢 真之

ページ
TOP