2年ほど前から、飯能市内の中学校に同じ飯能市内の高校の教師が出向いて中3生に対する「出前授業」が行われています。飯能高校の先生たちを中心に、「地元の子どもたちを地元で育てよう」という主旨で、地元の高校(飯高、聖望、大川、自由の森)の授業の面白さを各中学校に出向いてアピールする企画です。
秋には、2年生を対象に飯能高校に各中学校の2年生を集め、授業をしたりクラブ紹介を行います。

8日は、修学旅行や学年ワークなどで教員が出払っていたこともあって、西中で「出前授業」をしたのは数学の増島さんと社会科の私。久々に社会科の授業を中学3年生とすることができました。5時間目の生徒たちは、かなり緊張気味でかたい雰囲気からスタートしました。一方で、6時間目の生徒たちは、うちとけて和気あいあいとした雰囲気で参加していました。ちょっと眠そうな隣の生徒をつついて起こしてあげる生徒もいて感心です。同じ授業でも始めと後とではだいぶ違うと他校の先生たちも語っていました。

多分西中の保護者の方々だと思いますが、ドアの外から授業の様子を見ている方も何人もいらっしゃいます。
教師にとっても、他校の授業はどんな感じなのかわかってとても参考になります。控室では飯能高校の社会科の先生と教材プリントの交換をしました。ナルホド、ナルホド。

今日9日は今度は飯能1中。西田さんと町田さん(数学)が「出前」です。

鬼沢真之

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