4月になって学校がはじまり、最初の行事は中学校の「卒業式」でした。
学校の時間は3月11日14時46分で止まってしまっていて、いつもであれば春休み中にはさまざまな実行委員会の活動があり、4月の始業、そして新しく自由の森学園にやってくる新入生を迎えるための「入学式」の準備が慌ただしくなっていきます。

今年は、震災によって「いつものように」を実現できなかったこともたくさんありました。そのような中で新入生を迎えるために準備をしてきた在校生や私たち教職員の気持ちは、震災があったことで、かえって特別なものになっていたようにも思います。

大きな余震や原子力発電所の事故にともなうさまざまな不安に取り巻かれている中で、新しい日常をスタートすることの意味や日常の大切さをかみしめています。

中学校入学式は4月9日(土)、高校入学式は4月11日(月)に行われました。中高合わせて700を越える人たちと始める2011年度です。

今年度もよろしくお願いいたします。

なかの

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