釣り部では、今年から西伊豆に場所を移し、8月に2泊3日の夏合宿を行いました。

1日目は、漁協の方のご協力もいただき、川でのアユ釣り。

昨年度まではシラス+カマボコで釣っていましたが、こちらではアミエビをエサに釣るとのこと。最初は小さなアミエビの針付けに苦労していましたが、次第に慣れている様子でした。外道のダボハゼが釣れてしまうこともあるので、タナを変えたり、流れのある場所を探したりと、工夫が必要ですね!

漁協の方も来てくださり、指導してくださいました。その甲斐もあってか、それほど経たずにアユが釣れ始めました。

コマセが効き始めると20cm近いアユも釣れるようになりました。エサ釣りは雑食の小型アユ(大きくなるとコケしか食べなくなる)を狙う釣り方なのですが、その中でもひときわ大きいサイズです。2時間ほどの釣りで10尾ほど釣った生徒もいました。

宿での食事の際には、学年を超えて協力し、時間通りに行程が進みました。

食器などの片付けも協力して、種類別に集めて挨拶をして解散です。宿にはピアノも置いてあり、高2生が華麗な演奏を披露してくれました。

2日目は、海釣りからスタート。

高校生と中学生とに分かれて釣り場へ移動しました。

高校生はウキフカセ釣り。ブダイやベラなど、伊豆ならではの魚が釣れました。OBも一緒にやっていたのですが、ハタやカサゴはOBです。手前は浅いようでしたので、遠くへ少し投げたりするとよかったかもしれませんね!

中学生は、中1・中2は渓流竿、中3は磯竿を使ってのウキ釣りでした。タカベやメジナを中心に、パタパタと釣れる感じでした。タカベは目が良いのでかなりエサを見切っている感じでした。タカベ狙いが想像以上に難しかったです。次年度はエサも工夫して、さらに釣果をあげたいと思います。

人数に比して釣果はやや少なかったかもしれませんが、今まで釣る機会のなかった魚が釣れたり、なにより魚影が見えるので、ワクワク感のある釣り場でした。

納竿した後は、釣り場の掃除。バケツやブラシも備え付けてあり、撒き餌を完全に洗い流します。皆で協力して作業をし、大変スムーズでした。

夕方は、昨日同様にアユ釣り。また、漁協の方が来てくださり、ありがたい限りです。昨日でコツをつかんだ人は、20尾ほど釣っていました。アユは、全体の釣果としては2日間で300尾以上にはなったでしょうか。

最終日の朝は、宿から歩いて10分ほどの港へ。小型のメジナやキビレが釣れました。巨大なボラやクロダイも見えました…。

途中、昼食をとりながら城北へ戻り、希望者に魚を分け、解散しました。

様々な方のご協力をいただき、部員たちも力を合わせて、50名超での合宿を終えることができました。

中学生と高校生が一緒に部活動として釣りをしている意味を考えながら、今後も活動していきたいと思います。

釣り部は、文化部として文化祭にも出展しますので、ぜひお越しください。

(釣り部顧問)

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