5月としては珍しく真夏日となった25日の午後、化学部は東京農工大学科学博物館を見学しました。

この春に化学遺産に指定された「ハンク式紡糸機」を見学し、さらには7名の新入部員との親睦を深めるためです。

今回は博物館の学芸員とボランティアの方々のご協力で、実際に紡糸機の一部を動かして展示解説をしていただきました。

さらに、特別に化学遺産の認定証と、実際にハンク式紡糸機で作られたキュプラ(銅アンモニアレーヨン)も見せていただくことができました。

かつて「人造絹糸」と呼ばれたキュプラが、いかに生糸に見た目が似ているか実感することができたと思います。

残りの時間は研究班ごとに、新入部員と一緒に館内の展示を見て回りました。

この博物館の名物でもある繊維機械の動態展示の迫力に、多くの部員が圧倒されていたようです。

土曜の午後という限られた時間ではありましたが、楽しいひとときを過ごすことができました。

これから化学部は、文化祭に向けた活動が本格化します。

今年もいい展示をお見せできるよう、準備していきたいと思います。

ご期待ください。

(化学部顧問)

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