8月31日(土)に、中学生のための演劇スタッフ講習会が開かれ、本校からは2名の生徒が参加しました。

内容は主に舞台美術についてで、プロの舞台美術家の先生に指導していただきました。

最初に、事前に出された課題に対するプレゼンテーションを行いました。課題の内容は、事前に渡されていた課題脚本である「人形館」について、どのような舞台装置をがいいのかを考えてくるというものです。そして、その課題の結果を他校の生徒の目の前でプレゼンテーションを行うというものです。

本校ではモニターを使ってプレゼンテーションを行う活動を、授業内でも行っているため、生徒たちは堂々と発表していました。

その後、舞台美術とは何か、そして工夫次第で何でもできるという内容の座学が行われました。本当に百均やホームセンターに売っている身近なものを用いて、すごくインパクトのある舞台装置が作れるということを学びました。

午後からは、使い古したクリアファイルを切り貼りして糸でつなぐだけの舞台装置を作成しました。

そして作成したものを実際に舞台上につるしてみて、どのように見えるのかを確認しました。

舞台上の状態。写真では分かりにくいのですが、実際には照明をうまく反射してきれいなものや、よく見えないものなどがありました。

実際に作っているときと舞台上につるしたときとでは印象が大きく変わることがわかりました。

今回の経験を今後の舞台に生かしていきたいと思います。

(演劇部顧問)

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