今年の3月3日のひな祭りの夜、皆既月食が発生しました。
関東ではあいにくの天気で直接観測することは叶いませんでしたが、この月食を機に月食のようすから月の大きさと月までの距離を推定する授業を実施しました。
部分月食の写真を用いて月と地球の影の中心をコンパスによって作図します。
この中心から演習までの距離を定規で測定し、月と地球の影の半径の比率を求めます。
月と太陽の見かけの大きさが同じであることや、地球―月との間の距離よりも地球―太陽との間の距離の方が十分に大きいことを利用し、月の大きさを求めます。
これは、古代ギリシアの天文学者である、ヒッパルコスの測定方法を応用したものです。
また、これによって推定した月の大きさと、地球から見た月の見かけの大きさを比較することで、月までの距離も求めます。

(月と地球の影の中心を、コンパスによって作図する様子)
生徒たちは
「こんな簡単な方法で月の大きさを導くことが出来るなんてすごい」
「古代ギリシアの人は、よくこんな方法を思いついたなぁ」
「数学で学んだ、コンパスで中心を作図する方法がこんなところで役に立つとは思わなかった」
などと、驚きの感想を述べていました。

(生徒たちが推定したプリント)
数学や理科で学んだことを実際に活用しながら、楽しく理科を学んでもらえたらと思います。
(理科授業担当者)





















































