本校の中学1年生は例年、10月の下旬に上野動物園にて校外学習を行っております。しかしながら、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で上野動物園の団体受入が中止されているため、残念ながら実施することができませんでした。

そこで、上野動物園の動物解説員の方を本校にお呼びして、出張授業をしていただきました。解説委員さんは、豊富な話題で中1の生徒たちの興味を引きつつ、多くの動物の写真や動画、実物標本を見せて、本校の校外学習用の課題に沿った詳細な解説をしてくださいました。

生徒たちの聞く態度も非常によく、熱心にメモを取っていました。また、解説委員さんからの問いかけに対して、多くの生徒が反応し、自分の意見を述べていました。質疑応答の時間にも次々と質問が出るなど、最後までいい雰囲気に包まれて授業は終わりました。生徒たちにとって非常に有意義な1時間でした。

(中1化生担当者)

中学3年生学年体育祭が行われました。

テーマは「With コロナ」

コロナ禍ということで、例年体育祭で行なっている種目に工夫や制限し、新種目を考えるなど、感染防止に最大限の配慮をしました。

「クラスリレー」や「障害物リレー」のバトンは消毒して受け渡しを行う、「大縄跳び」や「綱引き」は人数を制限してソーシャルディスタンスを保ち、密着しないようにするなどの工夫がありました。

生徒達は懸命に取り組み、クラスの応援などで大盛り上がり。

総合優勝は、騎馬戦で圧倒的強さを見せたA組でした。

コロナの影響で出来ないことが多い中、学年体育祭を前向きに全力で行えたことは、生徒達にとっては充実感や達成感を味わえた行事になったのではないしょうか。

(中学3年学年スタッフ)

11月29日(日)に金沢八景・一之瀬丸さんにお世話になり、毎年恒例のアジの船釣りに挑戦しました。

当日は風も弱く、波も穏やかで絶好の釣り日和でした。

なお、当日は朝の検温・マスク着用・手指の消毒を行ったうえで、船宿で滞留しないようにすぐに出船させていただきました。また、釣り部で1隻を貸し切りとさせていただけました。

船長さんも釣りやすい(浅い)ポイントに案内してくださり、中乗りさんも丁寧に指導してくださいました。

新入生は、部活としてはリールを使う釣りは初めてでしたが、すぐに釣り方を体得していました。

最初は喰いが渋かったものの、移動後はコマセが効き始めると入れ食いで、船中で常に誰かしらが竿を曲げているような状況でした。もう一度移動した先のポイントでも数を伸ばすことができました。カサゴも交じり、20尾近くを釣っている子もいました。

3時間半を満喫し、帰港です。帰り際に希望する子で魚を分けました。クーラーは魚で一杯でした。

今回が釣り部として今年最後の活動でした。冬期は釣行の回数も少なくなりますが、ミーティングを工夫して楽しく活動していきたいと思います。

(釣り部顧問)

11月8日(日)に都立大泉学園で行われた全国高文連将棋新人大会東京地区予選に、高校囲碁将棋部員7名が参加し、奨励の部で高2の秋元良伸君が5位入賞を果たしました!

また、選手権戦の部でも、高1の松澤遼君が4勝1敗で12位になりました。

半年近く部活動が出来ていなかった中でも研鑽を積み、各々が久しぶりの大会で成果を出せたことをとても喜ばしく感じます。

今後も大会や練習会への参加には細心の注意を払いながら取り組んでいきたいと考えています。

(囲碁将棋部顧問)

福生市立中央体育館で行われた上記の大会に出場してきました。

コロナ禍のため関東大会予選・インターハイ予選とも中止になっていたので、公式戦の学校対抗の部に出場するのは実に1年ぶりの機会になりました。

今回メンバーに入ったのは高校2年生3人、高校1年生3人。経験豊富な2年生を、中学での実績抜群の1年生が支えるというチーム構成です。

当日の詳しい結果は以下のようになりました。

1回戦 3-0足立東

2回戦 3-1橘

3回戦 3-0武蔵丘(16シード)

4回戦 3-1明大八王子

5回戦 2-3明大中野(8シード)

16シード校の武蔵丘には個人戦で外シードを持っている選手もおり、きわめて苦しい戦いが予想されましたが、高校1年生3人が思い切りの良いプレーを見せてまさかのストレート勝ち。その勢いのまま強豪・明大八王子にも勝利し、8シード校の明大中野にもダブルエースが1点ずつ取る健闘を見せてくれました。本校がベスト16に入るのは、少なくとも2010年以降でははじめてのことです。

この日のチームにはお互いを信頼する気持ちがみなぎっており、どんな相手と試合をしても自信に満ちたプレーができたのがこの快進撃につながったような気がします。数日経って振り返ると、まるで不思議な魔法がかかったかのような1日でした。約半年にわたって全く練習できず、2学期以降も練習時間が限られるなか、集中して練習に取り組みチームとして完成度を高めていった部員たちの努力をたたえたいと思います。

1年前にミーティングでかかげていた「東京ベスト16」という目標を達成し、部員たちにはベスト8という次の目標が見えてきているようです。ますます険しい道のりになるでしょうが、周りの皆様のサポートを受けながら、新たな目標に向かって精進してまいるつもりです。今後とも応援どうぞよろしくお願いいたします。

近年の卓球部の実績

2017年 新人大会 ベスト32

2019年 関東大会予選 ベスト32

2020年 新人大会 ベスト16

(ベスト32以上が次回大会のシード校となります)

(卓球部顧問)

植物園見学に出かけた翌日、今度は校外の発表会に参加しました。と言っても、今回はオンラインでの発表会です(そのため写真はありません)。

東京薬科大学が主催するTAMAサイエンスフェステイバルin TOYAKU2020に参加し、海藻の成分からフィルムを作る「アルギン酸とカラギーナンからなる可食性フィルムの作成と架橋剤と架橋時間がフィルムの濁度と吸水率に及ぼす影響」と、狭山茶の煎れ方による味の違いを解明する「狭山茶の抽出条件とアミノ酸量及び抗酸化作用の関係」という2つの研究発表を行いました。

事前に音声付きのパワーポイント動画を提出し、当日は自宅からオンラインで参加者とディスカッションする、という形式でした。初めてのことでしたのでいろいろとトラブルも予想されましたが、休校期間中のリモート授業に慣れたおかげか、特に大きな問題もなく参加できました。対面での発表同様に、こちらが気づかなかった点を指摘していただき、今後の方向性も見えてきました。

今回の発表会で得られた知見を元に、春の学会発表に向けてさらに研究を進めていきたいと思います。

(化学部顧問)

11月1日、山岳ワンゲル部では山梨県の大菩薩嶺(2057m)登山を行いました。今回の山行は中学3年から高校2年の18名の生徒が参加します。早朝、新宿駅に集合して、特急と在来線、バスを乗り継ぎ、スタート地点となる上日川峠に向かい、登山開始です。この時点で標高は1500mを超えており、東京とはかなりの気温差を感じます。

木々が葉の色を変え始めた山は美しく、天気にも恵まれたこの日は絶好の行楽日和です。山は多くの登山客で賑わっていました。登ること1時間30分、一気に大菩薩嶺の頂上付近の尾根に出ます。甲府盆地の街並みや、なみなみと水をたたえる大菩薩湖、大きくそびえる富士山を見ながら気持ちよく頂上を目指しました。

大菩薩嶺の頂上は樹林帯の中にあります。針葉樹の林の中を10分ほど進み、本日の最高地点である大菩薩嶺の頂上に到着しました。その後、展望の良い「雷岩」の付近まで移動し、絶景を眺めながら昼食をとることができました。

昼食後は登ってきたのとは異なるルートで上日川峠を目指して下山します。頂上から大菩薩峠に至る尾根道からの眺望は最高です。右側に富士山や甲府盆地、左側は関東平野を見渡しながら気持ちよく歩くことができました。1時間30分ほど下って上日川峠に到着し、バスに揺られて甲斐大和駅に到着。全員で元気に下山してくることができました。

絶好の天気の下、百名山にも名を連ね、標高2000mを超える大菩薩嶺の秋を存分に楽しむことができた良い山行となりました。

(山岳ワンゲル部顧問)

こんにちは!城北学園鉄道研究部です。

9月24日(土)と31日(土)の活動において、第1回研究発表を行いました。

↑4つのスクリーンがあるプレゼン教室・iRoomにて。スライドも効果的に。

城北鉄研では、昨年10月に「研究部門」を新たに創設し、従来の機関誌に掲載している自由寄稿とは異なる、更に専門的かつ多方面からの研究を目指し、新たな一歩を踏み出しました。昨年12月には研究の‟予習”段階をイメージした「中間発表」を行い、その様子は当ブログでも取り上げました。

しかし、研究結果を発表する「本発表」を3月中旬に予定していたものの、新型コロナウイルスの影響を受けて、延期を余儀なくされました。そして、先月、7ヵ月間の延期を経て、ようやく発表を行うことが出来ました!

↑大きな声ではっきりと、分かりやすく説明するのも大切なポイントです。

発表当日は、コンテスト出展への作業で忙しい模型部員も参加。また、広い教室ということもあり、はじめて中学1年~高校2年の全部員が顔を合わせ、50名近くの前で発表することになりました。約10ヵ月前に中間発表は行ったものの、だいぶ時間が経ったこともあり、苦戦する者も少なくなく……。

それぞれの発表の最後には質問の時間を設けました。今回は積極的な質問が増えたように思います!

産声をあげたばかりの研究部門が、こうして出鼻を挫かれてしまったのは残念ですが、今回の良かった点・反省すべき点を次に繋げていくことが、研究部門の更なる飛躍へと導くはずです。今後も年に2・3回の頻度で研究を行い、文化祭での発表など校外の皆さんに見ていただけるような機会を、と計画中です。ご期待ください。

今回の研究の成果は前回のブログでご紹介した『どんこう』152号にて掲載しています。ぜひ、ご覧ください!

次回はコンテスト出展を目前に控える模型製作の様子をお伝えします。

(鉄道研究部広報担当部員)

化学部も二学期から活動を再開し、新型コロナウイルス感染症に配慮しながら実験を行っています。今年はそんな状況の中ですが、7名の新入部員を迎えることができました。

気持ちの良い秋晴れとなった10月31日の午後、ハロウィーンとは全く関係なく、東京都薬用植物園の見学に行きました。実験グループごとに見学し、新入部員と先輩部員の親睦を図るためです。

実りの秋ということで、園内には色とりどりの果実がなっていましたが、今回は身近でありながら生薬として用いられる樹木を中心に観察しました。のど飴でお馴染みのカリンやナンテン、ヘタや果皮が生薬となるカキやウンシュウミカンなど、庭木としてもよく見かける植物の果実を、生徒達は意外そうな顔をしながらスケッチしていました。

土曜日の午後だったため1時間程度の見学となりましたが、実験グループ内の絆が強まったようです。今後、本格的に再開する活動でも、雰囲気良く実験を行えそうです。

(化学部顧問)

結果は3回戦敗退(ベスト16)でした。

2回戦からスタートした今大会、初戦の相手は町田二中。

エースが直球、変化球ともにコントロールよくまとめてくれたこと、繋ぐことを意識して小技を交えながら効果的に点をとることができました。

結果は4-0で勝利でした!

3回戦の相手は推薦枠の上一色中。強豪チームにも城北らしい良い雰囲気で臨むことができましたが、要所でのミスが出たことや、相手の高い実力が発揮され、3-9で屈しました。

この結果は生徒たちには大きな収穫になっていることと思います。

しっかりと結果と今の実力を受け入れて、次の大会、次年度の大会に繋げられるよう、一段と懸命に練習に励んでいます。

(中学野球部顧問)

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