1月23日(水)、NPO法人「未来をつかむスタディーズ(通称:みらスタ)」の方をお招きして中学2年を対象に『貿易ゲーム2030』が実施されました。
このゲームは自由貿易システムを学び、不平等な条件の下で行われる国間の経済格差を学ぶことができます。

4~5人ずつのグループがひとつの国となり、与えられた資源(紙)と道具(はさみ、定規等)を使って製品を生産、売却し、その売り上げをもとに国づくりを進めます。
国によって資源と道具の数に偏りがあり、他国と交渉しながら製品を生産します。
ゲーム前半は、自国を豊かにすることがゴールでした。
資源と道具が豊富に揃っている国は多く儲けることができました。一方で儲けの少ない国もあり、大きく差が付きました。
現実にも存在する先進国と途上国との生産性の差、経済格差などといった世界の現状を改めて知ることができました。
ゲームの後半では、より良い世界をつくることが目標となり、国際協力、環境への配慮にもとづき、国づくりを行う疑似体験する
ことができました。

このワークショップを通して中2生たちは、「SDGs」がこのような様々な国際問題を背景に掲げられた目標だと理解することができました。
SDGsとともにより良い世界を望み、未来を考えられる人となることに期待しています。

※SDGs・・・2030年までに、あらゆる国も企業もNPOも個人も、あらゆる垣根を越えて協力し、より良い未来をつくろうと国連で定めた17の目標と169のターゲットからなる
「持続可能な開発目標」のことです。
学校法人聖学院はグローバル・コンパクトに署名・加入しSDGsを目指した活動を行っています。
SDGs

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まずは製品を生産します マーケットにてお金と交換します
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資源、または道具の無い国は他国へ回って交渉します 儲けたお金(黄色い付箋)をどんなことに使いたい
かを話し合い、「国づくり」をシュミレーションしました。

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